2011年3月11日、午後3時22分、東日本大震災が発生し、岩手県宮古市で津波の襲来が確認された。岩手朝日テレビのアナウンサー山田理さんは、東京のテレビ朝日のスタジオがその危険を認識しないまま津波予測を読み上げていることに気づき、スタジオに向け叫び声をあげた。これにより、放送は現地の状況に切り替わり、避難を呼びかけることができた。山田さんはその後、震災報道に関わり続け、地域の防災意識の向上を目指して活動している。

山田理さんの経験は、多くの人々にとって大切な教訓である。地震発生時に津波の危険を素早く伝えることができなかった放送体制には大きな課題が存在している。現地の状況が把握されず、不適切な情報が優先されることにより、命が危険にさらされる事態が生まれるのは看過できない。山田さんの行動は称賛されたが、制度そのものの改善が求められる。
まず、一刻を争う情報の伝達が円滑に実施できるよう、緊急時の連携を強化することが必要だ。次に、各地の放送局間の情報共有プロセスの見直しが欠かせない。そして、地域住民への防災意識の啓蒙活動を積極的に進めることだ。しかし、一人でも多くの命が救われるためには、私たちがこの教訓を活かし続けていくことが最も大切だ。「テレビの枠にとらわれず」防災意識を高める活動を続ける山田さんの取り組みは、この欠陥を補修する重要な一歩である。







ネットからのコメント
1、非常時に言葉が力になることはある。テレビではないが地域内のアナウンスで「避難して下さい」ではなく「避難せよ」と言われたことで腰を上げた方がいた、という話もそうだし、この話もそう。
最近では「テレビを見ていないで逃げて下さい」と言ったNHKのアナウンサーがいた(私はリアルタイムでそれを聞いていて、ものすごいことを言うものだと感心した)。この方々は心の底から皆様の無事を願い、自分の仕事を全うしているのだなあと思った。
2、東北生まれ東北在住です。記事を読んでいる途中で涙が溢れました。自分の在住市は沿岸で、伯父伯母(叔父叔母)や従兄弟(従姉妹)は無事でしたが、別の市に住む父方親族が入院していた1名を除いて皆犠牲になりました。自分では引きずってる意識などなかったけど、やはり、15年経っても心の中に残っているんだなと感じてしまった。あの時、ローカル局に働いている局員も被災しているのに、本当に頑張ってくれていたと思う。
3、東京での温度差と岩手での温度差が有ったというか、東京は「東北で大きな地震が有りました。でも都内も火災が起きたりして大変です」みたいな感じだったけど、当の東北3県はそれどころじゃなかったからね。個人的にはNHKで生中継していた、津波が街を飲み込む映像が衝撃的だったなぁ。
アナウンサーは大変大きな津波が街を襲っていますって実況していて、専門家の方が思わず「うわぁ」って声を漏らしたくらいだったし。
4、このアナウンサーの方の絶叫で事態の重大さに気づいた視聴者は多くいるはず。多くの命を救ったのは間違いない。緊急時の報道のあり方を、もっともっと研究していってもらいたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5c1c9738cdd28e77a1a73276362fd136f278a443,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]