2025年7月17日、真夏の札幌で、幼い3人の子どもが約6時間半、室温30度の自宅マンションに置き去りにされ、熱中症の疑いで病院に搬送されました。両親は、子どもを放置してパチンコと焼肉に外出していた疑いが持たれ、保護責任者遺棄罪の容疑で逮捕されました。この事件では、親が子どもに対して保護義務を怠ったことが問題とされています。
法的には、子どもに生命や身体の危険が生じる場合に遺棄罪が成立する可能性があり、子どもが幼少期であればその危険性は高まります。弁護士によると、子どもが十分に自立している場合には犯罪は成立しないとされています。
このような悲惨な事件が発生する背景には、親の責任感の欠如と社会制度の脆弱さが浮き彫りになっています。特に、過酷な環境の中で子どもを無防備に放置することは許されるべきではなく、この事件に対して厳しい非難が必要です。現代社会では共働き家庭が多く、忙しい中での留守番が必要な場合もありますが、今回のケースでは、その留守番が命に関わる危険を孕んでいたことが問題です。
一つ目の解決策としては、共働き家庭を支援するための社会的なインフラが不可欠です。
保育所や学童保育の充実を図り、働く親が安心して子どもを預けられる環境を整備することが求められます。二つ目として、教育と啓発活動の強化が必要です。親が適切な留守番の基準を理解し、子どもの安全を最優先に考える意識を持つべきです。三つ目は、保護責任者遺棄罪の適用基準を明確化し、事故を未然に防ぐための法的枠組みを強化することです。
私たちは、親としての責任を自覚し、社会全体で子どもの安全を守る体制を構築していくべきです。
ネットからのコメント
1、今回のケースははっきり言ってネグレクトに当たるでしょう。1歳の幼児もいて6時間も放置してたなんて考えられませんね。上の子たちが面倒見るだろうとでも思っていたのか…子ども達を放置してパチンコに行くのが常態化していたのでしょうね。今回明るみにならなければ取り返しのつかない事態になっていたかもしれません。近隣の住人に感謝したいと思う。
2、今回のようなケースで熱中症が予見される場合は、法的な責任が問われて当然でしょう。真夏の室内に小さな子どもを6時間以上も残して出かけるのは、完全に親の責任放棄です。
親として子どもの安全を守るのは当然の義務だし、今回の事件を他人事とは思わず、子どもの年齢や能力、時間、環境などを考えて、判断することが大切だと思います。
3、留守番はせめて小学校に入ってから。一番上の子が小学生でも下の子の面倒見られるわけ無いじゃん。何かあれば上の子を叱るんだよね。ワンオペや働いてる親のために預けられる施設が少ないことも原因だが、親が遊びに行くとかは逮捕は当然。殆どの親は子を置いて仕事に行くのは心配でたまらない。でも働かなきゃ生きていけないから。ファミサポもお金かかるし、病気だと預かってくれないし、子を増やせと言われても子の居場所とか無さすぎなんだよ。夏休み、公園に毎日朝から夕方までいる子もいる。知り合いでも家に一度入れたら毎日になってしまうのよ。
4、自分は、幼児期、よく車内や、自宅に放置されてましたよ。エアコンは自宅は無かったですね。でも今よりも暑くはなかったので、窓を開けて、セミの音を聞いてました。法に則ってやれば、内の親も逮捕ですね。でも、今の世の中、今後もしっかり取り締まってほしい。
子供の自立を促進する年齢になるまでは親は付き添うべき。付き添えないならシッターを。シッターが高くて支払えないというなら、祖父母の手助けを。それもできないなら、出産は不向きですね。辞めた方が良い。生まれてきた子供がかわいそう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/38ad6c257f84b9c8520d09585fd9e9487e846d84,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]