事件概要:NHK放送文化研究所の最新調査により、平日に15分以上テレビをリアルタイム視聴する人の割合が、全世代で減少していることが判明した。特に若い世代では顕著で、20代が18%減の33%、10~15歳が14%減の42%となり、テレビ視聴は固定的なリアルタイムより録画やオンデマンド型に移行している。また、強固な視聴習慣を持つ高齢層にも変化が現れ、70歳以上でも3%減少。これにより、テレビが果たしてきた共通文化形成の役割が失われつつあり、社会統合における代替が求められている。専門家や議員の間では、ネット配信の普及が原因とされ、テレビの役割の変化や、コンテンツのグローバル展開の必要性が議論された。

コメント:もはや「テレビ離れ」が単なる流行ではなく、社会的現象として深刻化している現状。この変化には、番組編成が視聴者の生活習慣に合わないことが大きな要因として挙げられる。
特にスマートフォンの普及とオンデマンド型配信の定着が加速し、リニア型コンテンツの比重が急速に低下している。このトレンドに適応できない現状のテレビ局は、深刻な問題を抱えているといえる。

テレビ業界の構造的な欠陥は明白である。短期的な収益性を追求するあまり、高齢層に偏ったタレント起用や番組制作が常態化しており、若者層の関心を引き戻す努力が欠如している。また、国内市場への過度な依存が国際的競争力を著しく損なっており、グローバル市場へのアクセス拒否という閉鎖性が未来を閉ざしている。

解決策としては、第一に徹底したネットファーストのコンテンツ制作への移行が必要だ。
若者層をターゲットにした新しい形式の番組を開発すべきである。第二に、国内市場に閉じないグローバル展開を進め、国際市場での競争力を確保する仕組みを整えること。第三に、視聴者に編成権を握らせる柔軟な視聴体験を提供する新プラットフォームの創設が求められる。
テレビ業界がこの現実に向き合わない限り、社会統合に寄与してきたその役割は過去のものとなるだろう。時代の限界を突き破り、本当に必要とされる価値を再構築しない限り、テレビはやがて文化的無視に陥る運命にある。
ネットからのコメント
1、NHKは、公共放送と言いながら、番組は民放と大差ない何でもあり状態だ。しかも、テレビを持っているというだけで、見ない人からも強制的に受信料を徴収するというやり方に、愛想をつかしている人も多いだろう。もう、政治や経済、生活、防災報道など、国民生活に密着した報道機関に特化して、契約者が視聴料金を負担して視聴できるスタイルにでもしてほしい。また、予算がないからか、芸人をスタジオに呼んで雑談をさせるだけの番組や、散歩させて食事させるだけの番組など、低レベルの番組が増えた印象だ。
そこまで時間帯を埋めるだけの番組しかつくれないなら、もう深夜から早朝までは放送を休んだらどうだろうか。
2、グルメやクイズ、芸人の内輪受けの馬鹿騒ぎばかりでは誰も見なくなるのは当たり前です。ですが、高齢になって1人で暮らしている人にとってテレビは大事なコンテンツです。静かな部屋で1人で毎日過ごすのは寂しすぎますから、動く映像と音で寂しさが紛れることもあると思います。テレビはテレビで生き残ってほしいです。
3、テレビは社会的役割を果たして来たとあるが、本当にそうだろうか。テレビメディアは日頃から事実を放送していると豪語するが、昨今SNSや YouTubeの普及により、事実ではない部分が炙り出された。報道しない自由を振りかざし、国民世論をあらぬ方向へ誘導しようとする。これは何も民放に限らずNHKも然りである。コンテンツの選択肢が増え、取捨選択が出来るようになった今、これまで通りの放送を続けていたのでは益々「テレビ離れ」が進むのではないでしょうか。
4、30代ですが、昨年の11月にAmazon Fire Stick TVを買ってからテレビでネット配信を見ることが多くなりました。
一方、リアルタイムで地上波を見ることは無くなりましたね…。やはり、月額を支払って自分の気に入ったジャンルをいつでも観れるというのが、ネット配信の強みだと実感しています。今開催されているワールドカップも、日本代表戦に関しては会社に出勤している時間帯に中継している事が多く、基本レコーダーに録画して観ることにしています。他にも、レコーダーに録り溜めた番組を観て消化していることもありますね…。地上波をリアルタイムで観ていた10代が懐かしく感じました。2000年代は、ドラマもバラエティも面白い番組が多かった記憶があります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/38f034d9f1aa7c53f02396960247b99dcebe192d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]