広陵高校野球部の元部員であるAさんが、15年9月18日に部室での暴力によって右半身麻痺を負い、車椅子生活を余儀なくされていることを8月16日、「週刊文春電子版」で告白しました。一方、同校は集団暴行の事実を否定し、偶発的な事故と説明。Aさんは広陵が自身や家族に確認を取っていないと反論しました。事故当日はコーチへの連絡後、病院でCTとMRI検査が行われるも異常は確認されず、経過観察のため入院しています。
この事件をめぐり、新たな証言が集まり続けています。
この事件は、学校側の対応に重大な疑問を投げかけます。元部員のAさんが受けた怪我の重大性は社会問題でありながら、広陵高校はその原因を偶発的な事故と主張し、集団暴行の事実を否定しています。これは教育機関としての責任を回避しようとする姿勢にも思えます。第一に、学校側は被害者およびその家族への直接のヒアリングを行うべきです。これによって、事実確認の透明性が確保され、正確な情報が得られるでしょう。第二に、広島県高野連や日本高野連への報告が必要です。暴力問題に関しては、教育機関内での隠蔽は許されず、透明性を保つことが求められます。そして最後に、安全対策の再検討が必須です。部活動中の事故を未然に防ぐための具体的な施策を講じることが、今後の再発防止につながるでしょう。
教育機関としての姿勢を再考し、公正で誠実な行動を求める声は、Aさんの告発によってより一層強まっています。学校の信用を守るためにも、適切な対応が急務なのです。
ネットからのコメント
1、負傷した方へのヒアリングもなしに事実否定をされたのも妙ですね。そんなに急いで否定を行なう必要はあったのでしょうか?そもそも、最初の高野連に新たな事実は確認できなかったと報告した事案ですが、被害者の方には確認を取られたのでしょうか?最初のケースにおいても確認が不十分であれば、第一試合に出場を認めた高野連の責任問題になるかもしれません。
2、広陵が今やるべきことは、SNSを批判することでも告発を全否定することでもなく、暴行があったのかもしれないという視点で徹底的に再調査することだと思う。校長の会見からも中井監督の発言からも、「広陵として事実は認識していない」「広陵としては適正に高野連へ報告して処分を受けた」「広陵をSNSでの誹謗中傷から守る」みたいな自己愛に溢れる内容ばかり。広陵が被害者生徒よりも中井監督を明らかに優先している姿勢にも非常に違和感を感じるし、あまりにも被害者生徒達を軽視し過ぎだと感じる。
3、監督が告発されてるんだから、もう学校主体の調査は無理でしょう。いずれ第三者委員会の調査を入れないといけないのは分かってて、あとは学校がどこまで悪足掻きするかだけの問題だと思う。それにしてもこの件、朝日新聞さんのジャーナリスト精神とやらが全く発揮されないのは不思議。取材してないのかな?
4、ま、広陵側の先日の発表、こうなることはある程度予測がついたたった数日で、約10年前の案件が詳細に解明出来るには大いなる不自然さが残る一般企業や役所でも、10年も遡るとなると、調査が大変になる学校法人の顧問弁護士なり危機管理の専門家なりが作成した文章みたいだな、とは第一印象で感じたが……稚拙、とも感じたのは否めない教育の世界で「ウソの上塗りは良く無いこと」と現生徒に教員自らが実地研修したいのか、文春の内容が事実であれば、それくらい教育現場で大人がヒドイことを現在進行形でやっている、と感じる
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d2b30bef008b14bf14124361744d8d85e16ddd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]