2023年4月に開催された上海モーターショーで、中国の自動車市場が急速に進化を遂げたことが明らかになりました。コロナ禍におけるゼロコロナ政策で市場環境が劇的に変化し、中国はソフトウェアとデジタル技術を駆使したSDV(Software Defined Vehicle)モデルに進化。この急速な進化に、日本メーカーは大きなショックを受けました。
ホンダCEOも中国のEVとSDVの台頭に危機感を抱き、今までの価値の届け方では競争できないことを認識しています。特に電池のサプライチェーンは中国が制圧しており、彼らはスケールメリットと先端ソフトウェアを駆使して世界的地位を確立する戦略を展開中です。ユーザー体験も次世代化し、中国車は単なる移動手段からロボット的な存在へと進化しています。

この状況は、日本の自動車メーカーにとって深刻な警鐘です。中国のEV市場は、日本車を圧倒するほどの進化を遂げ、もはやスマートフォンのような存在となっています。日本車がガラケーに例えられるほどの技術的な遅れをとる背景には、半導体とAI技術への対応が遅れていることが考えられます。まず、日本の自動車メーカーは全体としてデジタル技術を強化し、運転支援システムや車載OSの開発に注力する必要があります。
また、電池を含むサプライチェーンの強化、つまり国内での集約的な製造体制の構築が急務です。さらに、AI技術の進化を追求し、スペースロボットとしてのSDVを開発することで、若い消費者の心を再び捉えることが可能になるでしょう。規制緩和や業界間の協力が不可欠であり、今こそ日本の技術革新を加速させるべき時なのです。
ネットからのコメント
1、クルマをスマホの様に多機能する必要は無いと思うけどね。クルマで全自動車になれば、自分はクルマを買わないで全自動車タクシーを利用すると思うよ。だから今の過剰な装備では購買意欲は増えないし、逆に過剰装備が少ないクルマの方が欲しいと思うクルマが多いしね。クルマを使う生活に趣味と思うか、それともクルマを単なる移動手段と思うかで考え方が変わってくると思うよ。
2、フォルクスワーゲンが現行ゴルフから物理ボタンを廃し、タッチパネルに移行してから、かなり売り上げを落とした。タッチパネルは見かけはスマートだが、直感的な操作ができず、一旦視線をタッチパネルに向けなければ操作ができない。これは危険だし操作しにくい。
3、不要な機能満載で、それが頻繁に壊れる。そんなの自動車とは言わない。そんな車みたいなものが欲しい人だけ買えば良いだけの話。2000年頃の車の性能や機能でも使い切っていた人は少ないのでは?あの頃のレベルの性能で機能面は十分だと思う。それ以上機械に頼りたい人は、自動車の運転はしない方が良いと思う。個人的には、マニュアル車で十分です!
4、言うても、フォードEV撤退。会社を上げて取り組んだが、EV市場の落ち込みにより、撤退決断。EVに費やした時間は無駄だったとCEO言うてます。EVに賭けた日産。今の現状。 少し遅れる位で丁度良い。国内のEV電池工場建築中止相次ぐ。トヨタは自動ブレーキとか採用一番遅かったにも関わらず、今はどう?後の先でも良いと思うけどね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/24278e38c660aee4046e9c8f0bc3f72e591cd5b9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]