事件概要:
2025年7月25日、沖縄北部に新設されたテーマパーク「ジャングリア沖縄」が開業した。開業前から700億円規模の資金調達と地元企業の出資により注目を集めたが、開業直後にGoogleマップの口コミが大量に削除されたことがSNSで話題となり、運営側の関与を疑う声が拡散。施設側は削除への関与を否定している。実際の来場者からは肯定・否定両面の声があり、結果的にメディアも巻き込んだ「炎上」によって施設の知名度が急上昇した。
コメント:
新たな観光資源としての期待を背負って誕生した「ジャングリア沖縄」が、いきなり“口コミ削除騒動”で注目を浴びるとは皮肉だ。観光業の未来を背負うという大義が、ネット上の疑念で揺らいでいる。この異常な事態の本質は、透明性に欠けた情報統制の危うさにある。批判的な声が一斉に消える現象は、公共の信頼を一瞬で損なう。それは事実以上に“演出”の印象を与えるからだ。
問題の背景には、過度なブランド保護意識、ネット炎上を恐れるあまりの過敏な対応、そして口コミが「企業広報の延長線」として扱われている風潮がある。本来、ユーザーの声は観光施設にとって最大の財産であり、磨き上げるためのヒントであるべきだ。
対応策として、①削除依頼の透明なプロセス開示、②ポジティブ・ネガティブ問わずすべての意見を真摯に受け止める企業文化の醸成、③第三者機関によるレビュー監査体制の導入、が必要不可欠だ。
注目を集めた結果、施設の知名度は確かに上がった。だが「悪名は無名に勝る」とうそぶく前に、問うべきは“信頼に足る施設か”という根本的価値だ。数字では測れない信用を、炎上で稼ぐことはできない。
ネットからのコメント
1、見るたびに件数が減っているレビュー、それに伴い徐々に上がる評価。怪しいと思うなと言う方が無理だろう。現時点で41レビューで評価4.1だが、YouTubeなどに上がっている体験レポートなどを総合してみると実態を反映しているのが疑問に思える。Trip Adviser の総合評価1.8/5との乖離も気になる。Googleのアルゴリズムに助けられての高評価のように思う。鈴木おさむ氏は深読みし過ぎなのでは。少なくともスタートには失敗しているというのが現時点での正しい評価なのでは。
2、先週の木曜日にジャングリアに行ったが、駐車場、アトラクションの予約全て取れず。ミストもない日陰もない。レストランはひとつで長蛇の列。予約が取れてたら面白かったかも?それでもかなり炎天下で待ちがあった。少なくとも夏には行かない方が良いな。
3、開園3日目に行きました。スタッフの対応は素晴らしかったのですが、アトラクションが少しずつしか人をさばけないものばかりで開園後すぐに待ち時間がとんでもないことになっていました。またイメージ画像と実際に見た風景が違いすぎるのも気になりました。炎上も想定していたのでは?とのことですがわざわざ来場者を不満にさせてまで炎上を狙うのか疑問です。もしそうなら長期的な視点では得しないでしょうし、沖縄は都心と違い綺麗な海や自然を楽しめる施設が充実してるので、このままだとそのうち人が来なくなると思います。
4、ここからの成功は、刀社や森岡氏にテーマパークを成功させるノウハウ、手腕があればということかが大前提だと思う。そこで、森岡氏のUSJ時代の複数の関係者が、森岡氏が典型的な他人の手柄を自分の物にする「アレ俺がやった」系の人間だったと証言してること、西武園ゆうえんちに何ももたらせなかったこと、会社に利益をもたらし相応な役員報酬を受け取る正攻法ではなく、自分のファミリー企業に無形な物を発注してグレーに私腹を肥やす系の人間(実力で稼ぐのは無理を自白してるようなもの)であることを考えると、これからもジャングリアに期待するのは無理だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8cb5654aaed30a3d715d8d9fd817b43d451eded5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]