埼玉県所沢市で、53歳の女性会社員が、特殊詐欺により現金1665万円と1千万円相当の暗号資産を騙し取られる被害を受けた。詐欺は、9月4日から複数回にわたり、通信会社職員や警察官を装った男らからの電話を通じて行われた。内容は、携帯電話未払いの状態であること、口座売買の容疑があるなどの虚偽の指摘で、残高をゼロにしなければならないと強調された。
女性はこれを信じ、2回にわたり合計1千万円相当の暗号資産を購入し、9月13日から30日にかけて6回にわたり現金計1665万円を振り込んだ。しかし、家の名義変更を求められた際に拒否したところ、「全部うそだ」と告げられ、詐欺が発覚。女性は10月24日に警察へ通報した。

今回の一連の事件は、個人が欺かれ、多額の資産を失った悲劇である。この悲しみと混乱の中で、まずは被害者の心情に寄り添いたい。突然、自分が信じていたものがすべて崩れ去ったときの衝撃は計り知れず、自責の念に駆られるかもしれない。しかし、これは巧妙に設計された犯罪であり、その責任を一人で負う必要はない。筆者も同様の詐欺の報告を耳にしたことがあり、一瞬の判断ミスで同様の被害者になり得る状況は想像に難くない。大切なのは、これからの一歩をどう進めるか。
まずは友人や家族、専門家の助けを借り、安心できる環境を作ることをお勧めします。そして、こうした経験をきっかけに情報リテラシーを高め、今後の防御策を共に考えることで、新たな希望を見出してほしいと思います。
ネットからのコメント
1、高齢者や若年者ならいざしらず、働き世代の方が、未だにこの手の詐欺に騙されることはあまり理解できない。世の中のニュースなどを気にしていれば引っかからないような気がするのは自分だけ?やられたことないから分からないけど、自分なら即断せず、絶対沢山の仲間や然るべき場所に相談すると思う。警察も騙されやすい人の特徴とか公表したら?してるかもしれないけど。
2、53歳にして2665万も貯める才覚のある人が、なんでこんな簡単に騙されるのかが理解できない。毎日のようにこの手の詐欺のニュースが流れているのに、一回ではなく六回も続けて振り込むなど、相当巧妙なんだろうと思う。なんにせよ、携帯に電話があって、お金を振り込むような要求はどこもしないだろうということを忘れないようにしないと、いけないんだろうな。
なんでこんな簡単に騙されるのかという人も多いが、自分にふりかかってみないとなんともわからない。気持ちの準備だけはしておくが。
3、高齢で無くてこんな詐欺に引っかかる人がいるってのに驚きます。少し冷静になって考えれば、おかしい所が散見されるのに気づくと思うんですけど。自分は毎日のように詐欺メールが届くので(一部のメールは迷惑設定すり抜けて受信箱に来ます)、見たら直ぐに詐欺メールか分かるようになりましたけど、慣れてない方からすると冷静さを欠いて行動してしまうんでしょうね。
4、「2回にわたり1千万円相当の暗号資産を購入して容疑者が管理する口座に送金」大変申し訳ないけど、よくそんな大金を2回も疑いもせず送金できるなぁとつくづく感心してしまう。よほど正直なのか、これまで人に裏切られたことがないのか…。自分のとこには毎日のように、緊急と称して信用金庫だの国勢調査だの、よく利用するAmazonをかたってもおかしなメールが来ますが、アホちゃうかと思ってしまう。ひねくれ者な性格も時に役に立つのかもしれない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/52250523b78a8b5670cecdd29be11878cbd32559,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]