事件概要
2025年8月4日、セ・リーグ理事会で、指名打者(DH)制度の導入が全会一致で決定された。これにより、1975年から続いた「9人野球」の伝統が終わりを迎えることになった。阪神と広島のチームが最も慎重であり、DH制導入に対して反対の立場をとっていたが、国内の高校や大学野球が次々とDH制を採用する中で、制度の統一と国際化を進める必要性が強調された。
これにより、セ・リーグは大きな節目を迎え、今後の進化が注目されている。
コメント
セ・リーグが「9人野球」の伝統を破り、DH制を採用する決定を下した背景には、時代の流れとアマチュア球界との整合性がある。しかし、この変化には簡単には納得できないファンも少なくない。特に、投手も打席に立つべきだという伝統的な戦術の魅力が失われることは否定できない。広島や阪神が反対の立場を貫いたことも、伝統を守るためには勇気が必要だという証しだ。
それでも、これからのプロ野球は、新たな戦術を模索する時期に入る。リーグ全体が一丸となり、DH制をどのように活用するかが鍵となるだろう。アマチュアとの整合性を取るための一歩として、国際大会でもより競争力を持つためには必要な変化かもしれない。とはいえ、野球の魅力を守るためには、伝統と新しい試みをうまく融合させる努力が求められる。
ネットからのコメント
1、大谷みたいなのは例外だけど、打席に立つのが面白い投手もいるし、ドラマもある。2015年にヤクルトがマジック点灯させた試合は石川雅規が発熱してたのに先発で投げてタイムリーも打ってチームが勝った。工藤公康は41歳3ヶ月で200勝目をあげた試合でプロ入り初ホームランを放った。三浦大輔の24年連続安打は野手でもなかなか達成できる記録ではない。そういうのがなくなってしまう寂しさはあるけど、今の時代の野球を考えたらやはりDHは必要だと思うし、良い改正だと思う。
2、岡田前監督の言っている事も分かる!長年セリーグの野球を見て来てDHがあれば!と思う事も多々あった!決まったことを受け入れて、新しいセリーグの野球を楽しみに見たいです!
3、時代の変化によって投手の無気力打席が増えてきたのもDH制導入の大きな要因になったと思います。9番に捕手や守備型の選手を起用出来るのも大きいですね。阪神は藤川監督になってDHに賛成したんでしょう。広島は阪神が賛成した事によって1球団だけ反対という立場に後ろめたさを感じたんだと思います。
個人的にはもっと早く導入して欲しかったと思います。
4、私は、DH制反対派です。投手が打席に立つことこそが、皆で野球をやっているというチームプレーの印象が強いです。打つのが苦手というピッチャーがいれば、打つのが大好きというピッチャーだっています。そこが野球の醍醐味であると考えます。その中で、首脳陣がやりくりして試合を進めていく、そういうところも観ていたいです。ピッチャーだって打つのが苦手なら、投球練習の合間に打撃練習するだろうし、そういう切磋琢磨している想像を膨らませていくところも、一野球ファンとして楽しみの一つでもあります。今回のDH制導入の決定は、野球の一つの時代が終わったような気がして残念でなりません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bf309652524d1dd2bad20d4275f8d0742633f8cb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]