8月8日午後1時半ごろ、福岡市中央区渡辺通のビルで、重さ1トンのエレベーター部品「巻き上げ機」が落下し、作業中の50代男性作業員2人が下敷きになりました。現場はビル9階の非常階段で、作業員4人が巻き上げ機を9階から屋上に吊るして設置作業を行っていた際に、何らかの原因で機械が落下したとみられています。事故により、2人の作業員は意識不明の重体で病院に搬送されました。
今回の事故は、作業環境や安全管理体制に問題があった可能性があり、事故の発生背景を深刻に受け止めるべきです。まず、こうした重い機械を扱う際の安全対策が十分でなかったことが推測されます。例えば、吊り作業におけるチェック体制や機器の安全装置、作業員の位置取りなどが、十分に配慮されていなかったのではないでしょうか。また、機械の落下により作業員が巻き込まれるという事故が発生したこと自体、安全管理に欠けた作業環境を反映しています。事故を未然に防ぐためには、まず、厳格な作業手順と安全管理規定を設け、定期的な訓練や監査を行うことが必要です。さらに、作業環境での危険因子を洗い出し、対策を講じることが求められます。社会全体で安全意識を向上させるために、こうした事故の再発を防ぐための実効性ある対策が急務です。
ネットからのコメント
1、エレベーターの上にある機械室にエレベーターの電動機があって、それを階段から運搬していてワイヤーが切れたかなんかで挟まれたのかな?1tの電動機とかかなり大きい。エレベーターの上にある機械は運ぶのも大変だし、下に持ってけばまた違うリスクもあったりエレベーターって必要な乗り物だけど本当にメンテナンスは大変だと思う。
2、どうやらもう搬送されたらしいけど階段で落下した1トンの巻き上げ機を持ち上げないと救出できないので本当に大変な作業だったと思う。そもそも階段を使って1トンの機械を運ぶなんてできるものなのか。
3、この前の埼玉のマンホール事故とか、最近この手の作業中の事故が多くない?ちゃんと手順やルール守ってるのかなぁ。普通にやってりゃあり得ない。暑いから何かの安全ベルトやらを外してたとか?
4、こうした現場で重量物を運ぶのは本当に経験と技術が必要です。慣れている人達だとまるで魔法の様に重たく大きな製品が窓からでもすんなりと室内へ入ったりします。 今回の事故も階段で危険性があり暑い中大汗流しながら声を掛け合っての作業だったと想像します。 怪我をされた方の快気を祈ります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3330fe9f851d985dadb68e29cc3559cb07649326,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]