高市首相は13日午後、フランス南東部エビアンで行われるG7サミットに出席するため羽田空港を出発しました。アジアから唯一参加する首脳として、中東情勢やエネルギー安全保障に関する「石油備蓄強化」「重要鉱物の共同備蓄構想」など3項目の提案を提示予定です。特に、ホルムズ海峡封鎖の影響軽減や中国による経済的威圧への対抗を目指し、日本独自の備蓄ノウハウを活用する構えです。また、日本の立場を積極的に発信しつつ、アジア代表としてG7の結束強化を目指す方針です。訪問先のイギリスやイタリアで各提案への賛同を求める予定で、首脳外交の場でその存在感が問われています。

エネルギー安全保障や重要鉱物供給の課題に対する高市首相の提案は、一見前向きで必要性の高い取り組みです。しかし、この計画には少なくない課題が含まれています。
まず、この短期間で具体的な国際的合意を形成できるのかが最大の懸念です。
特に「石油や鉱物の共同備蓄」を実現するには、各国の利害調整、既存インフラの利用、そして費用負担割合など議論すべき点が多いにもかかわらず、今回のサミットは短期の議論に留まる可能性が高いです。また、提案が対中抑止に偏重している以上、中国との貿易関係が深い欧州諸国との利害衝突も避けられません。
ここで重要なのは、提案が単なる理想に終わらせない地に足のついた実現性の確保です。例えば、各国と段階的な合意形成プロセスを設ける、専門家や研究機関と連携してデータを検証する場を設ける、日本の技術的リーダーシップを明確にする、といった具体的な行動計画が必要不可欠です。
世界が分断と不透明感に揺らぐ中で、日本が「機能する現実的枠組み」を提供できるかが試されています。それができなければ、かけた時間と労力は虚しくなるでしょう。提案の内容だけでなく、その先の行動こそが、真の外交力を証明する試金石なのです。
ネットからのコメント
1、初のG7で重要鉱物の共同備蓄などを提案し、外交力をアピールする構えだが、懸念されるのはこれまでのパフォーマンス偏重の姿勢。
豪首相への過度な上目遣いや、米大統領の傍らで飛び跳ねる姿、米首都での羽目を外した振る舞い、前大統領の肖像画を揶揄するような態度は、一国の指導者としての品格や国際礼儀の観点から疑問符が付くものであった。今回のサミットは米欧間の溝を埋める深刻な調整が求められる場であり、内向きのパフォーマンスや小手先の演出は一切通用しない。緊迫する情勢の中で、緻密な論理に基づいた実利外交を展開できなければ、日本の信用はたちまち失墜する。上滑りな言葉や愛想笑いでその場を取り繕うのではなく、日本の首相にふさわしい理知的な振る舞いと、国益を最大化する確固たる成果が厳しく問われていることを重々認識すべきである。
2、G7は日本以外は欧米の国だから、本来なら日本は中国への橋渡し役としての外交的価値があるのに、中国の習近平主席には口も聞いてもらえない。トランプ大統領のほうが、習近平とはより頻繁に会うのだから、役立たずだ。イランに対しても、以前はイランの友好国だったのに、高市首相ではパイプの役にもならない。どこに日本の外交的価値があるのだ。
経済的にも小さくなっているし。
3、高市総理が「私からはアジアの代表として出ていくんだという思いを持って」と発言。正直言って身の程知らずで、とてもイタい!発言で、一般常識を持った日本国民もG7の各国首脳(中国詣でで忙しかった各国)も日本がアジアの代表として?それは中国だろう!と全員一致で呆れ返っているでしょうね。高市総理のパフォーマンスでの国民受け!を狙った表現も、聞く側もからしたら「イタイ!」の一言なのです。高市総理は、もう誇張表現はお願いですからヤメて下さい。
4、イギリス・イタリアを訪問するのは、日本初の女性総理大臣として、大きな意味があると思います。なぜなら、イギリスは鉄の女サッチャーの国、イタリアはメローニ首相の国だからです。訪問に先立って、高市首相は英フィナンシャル・タイムズへの寄稿で「日本の鉄の女」と自己紹介しています。サッチャーと自分を強く重ね合わせている事が読み取れると思います。そして、メローニ首相はイタリア発の女性首相でもあります。日本初の女性首相である高市首相にとって、メローニ首相との会談もまた、意味があると思います。
今回のヨーロッパ訪問が、日本にとって、そして高市首相にとっても実りある物になるよう願っています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/16c0a06290b94019f73a2af2f49cb738e44c21cb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]