イランがロシアから秘密裏に携帯式対空ミサイルを調達した事実は、安全保障と国際秩序の観点から重大な問題として扱うべきです。以下に対応を示します。
イランがロシアから携帯式対空ミサイルシステム500基およびミサイル2500発を、総額約900億円で購入する取引を2022年12月に秘密裏に合意していたことが明らかになった。この取引の一部は早期に引き渡される見込みで、全体は2027~29年に完了するとされる。背景には、核開発を巡り対立が続く米国との緊張に備えた、防空体制の強化意図がある模様。

今回のミサイル取引が示すのは、地域的・国際的な安全保障体制の不備と各国間の信頼の欠如です。「防衛強化」を目的としたこの動きに見られるのは、私利私欲による緊張感の増幅であり、紛争危機の先鋭化を引き起こす懸念そのものです。しかし、国際社会はこの事態が報道で明るみに出た以上、放置する義務はありません。
まず問題の本質は、国際的な兵器取引管理のルールが場当たり的で不徹底な点にあります。特にロシアとイランのような国が、既存のパワーバランスを無視しながら密かに武力を増強する事態に対応が必要です。さらに、イラン側の意図として推測される核開発計画への懸念も無視できません。これらは主権の名のもとに看過して良い次元を超えており、強硬な制裁だけで解決できる問題ではない段階にあります。
解決のためには、まず国連や国際社会を通じた兵器取引の透明性を高める制度整備が不可欠です。加えて、核拡散防止に関連する協議体制をイランに強制的に含め、監視と制約を強化する必要があります。そして、地域の安定を確保するため、中東諸国間での更なる信頼醸成と安全保障の集団的枠組み構築を検討すべきです。
この世の中、武器による平和は一時的であり、真の安定は信頼と対話なしには到達できません。国家間の持続可能な平和を希求する国際社会の中で、このような動きは断固として排除されるべきです。
ネットからのコメント
1、宣戦布告同然の圧力や軍事攻撃の可能性に直面すれば、防空体制を含む防衛装備品の調達を進めるのは国家として当然の判断だ。
とりわけ制空権を握られれば防衛は成り立たず、携帯式対空ミサイルはコスト効率が高く抑止効果も大きい。相手が世界最大級の軍事力を持つアメリカである以上、非対称戦力の強化は合理的な選択と言える。取引相手がロシアである点も、制裁下で調達先が限られる現実を考えれば自然だ。防衛力整備を挑発とだけ切り取るのは一面的で、背景にある安全保障環境を直視すべきだろう。
2、兵器と財政の複雑な実態この取引により、ロシアは最新鋭の携帯式防空ミサイルベルバ(Verba)500基とミサイル2,500発をイランに供給する計画です。• 兵器不足の解消か?: 興味深いのは、通常とは逆に「ロシアからイランへ」の輸出である点です。これは、ロシアが武器生産を急拡大させた結果、一部の兵器で余剰が生じ、外貨獲得の手段に転じている可能性を示唆しています。• 財政危機の影: ロシアの2026年度予算案では、軍事費が初めて削減に転じました。4年にわたる戦費の膨張で国家財政は限界に近く、武器輸出による「外貨稼ぎ」は、経済の崩壊を防ぐための苦肉の策とも言えます。
結束の必要性ロシアは兵器を売り、イランや北朝鮮からドローンや弾薬を買うという「闇の供給網」で息を繋いでいます。これに対抗するには、制裁の網を広げ、ロシアの資金源を完全に封じる国際社会のさらなる結束が求められます。!^_^
3、最高4.5キロの高度と最長7000メーターまでターゲティング可能な高性能対空ミサイルはかなり厄介です。イランはドローンと弾道ミサイルをロシアに提供、見返りにロシアは対空ミサイル供与という事ですがアメリカとの戦闘を意識した実戦装備の充実化です。いよいよ始まりそうですね。
4、この報道(FTのスクープ)については、かなり現実味のある動きだと思うし、地政学的に見るとかなり深刻なエスカレーションの兆候の一つに見えるよ。これは単なる「武器取引」ではなく、ロシア・イラン軸 vs 米国・イスラエル軸の代理戦争が一段とハード化している証拠だと思う。特にMANPADSは比較的安価で分散配置しやすいから、一度イラン全土にばら撒かれたら、後から潰すのが非常に面倒になる。だからこそ、このニュースが出てから西側がどれだけ早く・強く反応するかで、今後1〜2年の緊張度がかなり決まってくるんじゃないかな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/404d4fbd4e1ad8a3e3e401eb1a6289a5640579a1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]