事件概要
名古屋市港区の再開発エリア「みなとアクルス」において、愛知県初となる職業体験施設「キッザニア名古屋」の開業が中止されることが発表されました。建設計画は、東邦ガスと運営会社の協力のもと進められていましたが、建築資材や人件費の高騰により、事業環境が悪化したため、両社は開業断念に合意しました。

これにより、再開発計画の内容が再検討されることとなります。キッザニアは国内で東京、兵庫、福岡に展開している子供向けの職業体験テーマパークです。

コメント
名古屋でのキッザニア開業が中止となった背景には、予測以上の経済的課題が浮き彫りになっています。特に、建築資材や人件費の高騰は、このような大規模プロジェクトにとって重大なリスク要因であり、予算計画の見直しや資金調達の難航が影響を与えました。地域活性化を目的にした再開発計画において、事業の安定性と持続可能性が最も重要であり、今回の中止はその痛手となります。今後、このような事態を避けるためには、事業計画の早期段階で経済的変動を予測し、柔軟に対応できるような仕組みを整備することが求められます。

特に、公共事業においては、短期的な利益だけでなく、長期的な地域貢献を視野に入れた経済モデルが必要です。

ネットからのコメント

1、キッザニアのリアル版があればいいのになぁ。中学校～大学生向けの。いろんな職業体験をした上で進路を決めていけばいいと思うのよ。全員が大卒を目指す必要性が無いわけで。

2、確か名古屋よりあとで発表された福岡の方が早く開業したし、何回も遊びに行った。長期休暇は名古屋に帰省するのでできるのを楽しみに待っていたが、子ども上の子がもう6年生。キッザニアは卒業です。名古屋遊ぶところがないから何か作って欲しい。

3、空いてる所に計画してるから難しいよね・・・名古屋市内で文化・商業・教育と受け入れる場所は殆ど決まっている。他の方が書いている通り、集約化が求められてるのが名古屋の本質だと思います。大きなランドマーク的な場所が、中日新聞の中日ビルとか本社とかみてると払い下げ企業が占有してる。そこが無ければ、連続体が出来るのだが、ある意味上手く繋がらない。

4、残念。ららぽーと名古屋みなとの隣にある東邦ガス所有の大きな土地が予定地だったはず。

建設予定が出たのが2017年くらいで、当初は2020年開業予定という噂もあったくらいなので、これだけ長く検討してということは、建築費の高騰だけじゃない他の要因もあったのかもしれません。キッザニアは子供のためでもあるけど、企業ブース的な意味合いもあったので、モノづくり愛知特有のブースも出てきたらいいなと思っていたので残念です。