長文でしたので、以下に「事件概要」と「コメント」をコンパクトにまとめました。
男性は長崎県佐世保市の会社員。2022年1月、車で信号待ちの車に追突し、女性に約2週間のけがをさせた「ひき逃げ」の疑いで逮捕された。当時、男性は事故の記憶がなく混乱状態にあった。後の検査で「側頭葉てんかん」が判明したことにより意識障害が原因と分かり、検察も無罪を求める異例の対応が行われた。2023年1月、無罪が確定したものの、ネット上での誹謗中傷や社会的偏見、そして再発への不安に苛まれ続けている。過去の重大事故も影響し、てんかん患者への誤解が根強い現状が明らかになった。

今回の記事は、てんかんという疾患への無知や偏見がもたらす問題を浮き彫りにしています。
この男性に降りかかった不条理を批判しないわけにはいきません。まず、この事件はただの個人のミスや過ちではありません。
男性が事故後に逮捕され、記憶がない中で問い詰められる姿勢は、社会が病気への正しい知識や配慮を欠いていることを如実に示しています。「犯罪者」であると決めつける前に、病気の問題に目を向けるべきでした。

また、てんかんへの偏見は社会の無知からくるものです。病気は適切な治療を受ければコントロール可能であり、「危険人物」と断じるのは明らかに誤りです。この誤解が、男性へのネット中傷や無実の人々を孤立に追い込む土壌をもたらしているのです。

具体的な解決に向けて、以下の施策が必要です。
学校教育や職場研修を通じて、てんかんを含む病気への正しい知識の普及を図る。
「病気」という個人の問題を「社会」の課題に変えられなければ、同様の悲劇は繰り返されます。病気を持つすべての人にとって、公正で温かい社会が実現することを心から望みます。




ネットからのコメント
1、勤め先にいましたけど、作業中に意識失い倒れて救急車、救急医からてんかんの診断で通院の指示。通院はしたけどその後も何度か倒れる。問い詰めると薬は飲んでいない「俺はてんかんなんかじゃない!」と言い張る。医者が脳波測って診断下したのに本人の勝手な否定、でも意識無くなる事は認める。作業機械に巻き込まれる可能性あるので辞めて貰いました。こういう人が車運転すると確実に事故起こすでしょう。
2、車のボンネットが凹んでるのに普段通り出勤してたら刑事に容疑者扱いされて納得いかない?仮に事故時に意識が朦朧としていたとしてもその後に果たすべき責任があるのではないか?この病気はこういう事が起こり得るので責任はありませんと言うなら免許の交付を考えた方が良い。
3、無罪論告は珍しい。普通は、公訴取消しの手続きをとるからだ。
ただ、ある程度公判が進んだときに無実が判明した場合、「公訴取消しによって速やかに刑事裁判の負担を外す」よりも「少し時間は延びるけど無罪判決を受ける」ほうが被告人のためになることがあり、その場合は、検察官が無罪論告をすることがある。記事の件はそういった場合なんだろう。とはいえ、「持病が原因で事故を起こした」ということに変わりはない。こういったことをコントロールする手段を開発しないといけないだろう。たとえば、免許取得・更新の際に、「免許の目的だけに限定」してマイナカードによって「てんかん」などの病歴を確認するなどだ。ただそれでも、この記事のような「事故を起こして初めて病気に気づいた」という場合は防ぎ切れない。
4、私は法律についてわかっていないのですが、記事中の「自分を信じてくれた人に、犯罪者ではないことを伝えることができた」という言葉にはちょっと違和感があります。病気、しかも発症に本人が気づけていなかったから責任は問えないという意味での無罪であって、自分は悪くない、という意味ではないように思うのですが…ご本人もそういう意図で言っているのではなくて、事故を起こしたのに故意に隠していると思われるのが辛かった、という意味だとは思いますけれども。
「わざとじゃないから仕方がない」というのは、あくまで被害者側が自分を納得させるために言う言葉かなという気がします。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7f551e3b2fa9e9af5cdd15135e931f37f70f7798,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]