自民党の「石破おろし」が進行する中、現実を帯びた総裁選の前倒しが伺われています。麻生派以外は解散したはずの旧派閥が依然として影響力を持ち、党内の権力構造とガバナンスの問題が浮き彫りに。大臣ポストの配分などで派閥の役割は依然として残る中、党内の結束が弱い状態が続いています。結党70年を迎え、「自民党システム」の歴史的耐用年数が終わる兆しが見え、党は衆参過半数を失い、政権維持が困難な状態に陥っています。
今後、幹事長の役割が増し、少数与党として耐え抜くための党内外の調整が求められます。
自民党内での派閥の影響力は弱まったとはいえ、その存在は完全には消えていない。政治改革以来、政党助成金制度により幹事長が資金を差配する現状が生まれ、派閥の機能が変質してきた。これにより、派閥がかつて持っていた権力はだんだんと失われているが、依然として総裁選の際には旧派閥の枠組みで議員票を動かすことが理にかなっている。特に、少数与党となった今、党内ガバナンスを効かせる幹事長の役割が重要性を増し、他党との調整が特に必要になってくる。この構造的問題についていくつかの解決策を提示する。まずは党内規律を強化し、従来の派閥に頼らず、党としての結束を高めることが急務だ。次に、新たなリーダーシップを育成し、政策を軸にしたまとまりを持たせること。
そのためには、透明性の高い内部選挙制度を導入する。最後に、党外の協力を得やすい環境を構築し、他党との連携を進化させていくことが必要だ。これらの改革案により、古い権力構造から脱却し、次の政治的ステージへ進むことが可能となるだろう。
ネットからのコメント
1、政府として正常な政策・政権運営・外交が出来ていないし、選挙三連敗の責任を党の総裁が取るべきなので石破は早く辞めるべきだ。だがその一方で石破のかわりの総裁を選んだからといってすぐに自民党の支持が回復するというものでもない。総裁をかえれば選挙に勝ててそれで一件落着と思っている議員も多いように感じる。国民は自民党そのものに失望している点も多い。自民党や議員自らが自身の行いやお金の管理・使い方を正し、国民の負担を軽くし経済を復活させようとする政策を訴え行い、世界で問題になっている移民や外国人問題にきちんと取り組まない限り、自民党に支持が戻る事はない。
2、>参院で過半数を取り戻すことは絶望的にも思え、連立拡大か、何かしらの閣外協力によって、協力してくれる政党や議員を取り込んでいく必要がでてきます。
すると、自公政権の衆参における単独過半数回復は将来的にも厳しいでしょう。自民党が衆参で単独過半数を獲得しようと思えば、何も難しい事を考えなくても良いと思う。国民が政治に何を求めているのか。その、政治家にとって基本的な事をきちんと把握して実践すれば良いのでは。先の参院選で何を国民が望んでいるのか分かったでしょうから、それを政策に取り入れれば良いと思う。けど、相変わらず財務省のいいなりで増税路線を行くのなら、単独過半数は夢のまた夢でしょうね。自民党は、目を向ける相手を根本的に見直した方が良いと思うけど。
3、真の問題は派閥どうのこうのより石破が首相としての任に堪えられないことと自分で決めた最低ラインを未達にもかかわらず首相の座に未練がありすぎて負けた理由を旧安倍派のせいにしたことだろう選挙で絶対に勝てなかった首相であるリーダーとしての資質のなさがわかりきっているにもかかわらずとにかく保守派の勢力を削ごうとするオールドメディアが仕掛けた世論戦を味方にグズグズ居座りをつづけようとする姿勢これこそ日本の進歩発展を阻害する真の要因である
4、自民党の派閥の縄張り争いなんて反社組織と一緒。野党だと党内で考え方が違えばあっという間に分裂するが自民党じゃこのブランドが大切だから分裂する事は、滅多にない。それに自民党から離れると言えば(特に地方)選挙区じゃ支援者や支援企業が離れていく。それくらい、地元選挙区が国策よりも地元が潤う事が重要。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/efce546082c8bd957534d7bb7e0998562876e2b8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]