ロシア国防省は、5月9日にモスクワの赤の広場で行われる軍事パレードにおいて、戦車や装甲車などの軍事装備の隊列を参加させないと発表しました。その理由として現在の作戦状況が影響していると説明しています。第二次世界大戦対ドイツ戦勝記念日に行われるこのパレードは、戦車などの隊列が参加しないのは極めて異例とされます。一方で、Su-25攻撃機などによる航空部隊の飛行は例年通り行われる予定です。背景にはウクライナ紛争の長期化があり、軍事装備を前線での作戦運用に優先させた可能性が指摘されています。

この発表は、ロシアの現状を浮き彫りにするものです。かつて軍事力を誇示していた同国が、象徴的なパレードから軍事装備を控える事態に至ったのは何を意味するのか。まず、当局が「作戦状況」とだけ説明し、具体的な情報を明かしていない点に注目すべきです。
長期化するウクライナ戦争や経済的・人的コストの増大が影響していることは明白であり、その背後にある戦略的意思決定やリソース不足は批判の対象と言わざるを得ません。
本質的な問題は、軍事的リソースの過剰な消耗です。この状況が国内への信頼低下や市民生活への副作用を招く懸念を払拭できていない点も見逃せません。対策として、第一に国際的な緊張緩和を図り、軍拡競争の泥沼を回避すること。第二に、透明性のある軍事リソース運用を確立すること。第三に、新たな対話の中で紛争解決のロードマップを提示することが求められます。
華やかなパレードの裏側で失われつつあるロシアの「強国」の象徴。その象徴を守るため、その場限りの体面ではなく、現状打破のための真摯な取り組みが必要です。
ネットからのコメント
1、華やかさが抑えられたというより、いま優先しているものがそのまま表に出ているようにも見えます。例年は戦車や装甲車が赤の広場を行進しますが、今回はそれが外れ、航空部隊のみが参加する異例の形となりました。理由は作戦状況とされています。
装備を並べる余裕があるのか、それとも前線や国内の安全確保に回しているのか。どちらにしても「見せるための戦力」と「実際に使う戦力」の配分が変わっていることは確かです。目に見える行進が減った分、どこに戦力が使われているのか。その想像の方が、現実に近いのかもしれません。
2、長期のウクライナ戦でロシアが疲弊している証拠。軍事パレードが開催できないぐらいにロシアを叩かないと駄目です。トランプのセイでウクライナはまともな戦いができていないと思いますが、ウクライナが頑張ることにより、日本や台湾、フィリピンのような自国が外敵から狙われている、或いは攻撃の危険にさらされている国の国民は、より勇気づけられます。ウクライナ頑張れ!ウクライナに勝利を!
3、ロシアはもう現代の戦車の数には余裕がないらしい。最近では。前線でロシアの戦車に出くわす回数はかなり少ないそうです。それは、修理ができないので動かせないものが多数であるとも。普通ならば、防衛のために一定台数を保存しているので、パレードに登場させるぐらいはできるのであろが、それすら行わないのは、どのような理由があるのか、私は関心があります。
4、戦車は枯渇しているよね。前線にいる戦車も、古い型を修理しながら使っているから、正常に動作しないものが多いと思う。ただ走るだけのものもや、砲だけ使用しているものもある。不穏な動きも有るし。綺麗に修理したりとかの、燃料も不足しているだろうし、余裕は無いんじゃ無いかねえ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d36083d3e9a75f3a2bf62a0baf0815caa9a44842,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]