東京証券取引所は、不正会計問題を起こしたモーター大手ニデックに対し、上場契約違約金として最高額の9,120万円を請求する方針を明らかにした。ニデックは東証プライム市場に上場し、時価総額が5,000億円を超える規模の企業であることから、違約金額は上場規則に基づいて計算されたもの。ニデックは昨年10月、「特別注意銘柄」に指定されており、内部管理体制の深刻な改善が求められている状況にある。東証は1年の猶予を設けた精査の後、進展がない場合には上場廃止も検討する可能性を示している。

今回の件は企業倫理と管理体制の欠如を鮮明に浮かび上がらせました。不正会計は公共の信頼を著しく損なう重大な問題であり、巨大企業であるニデックがこれに関わったことは極めて異常です。本質的に、企業内部の監督機能が不全に陥っていること、また規制機関の対応が後手に回った歴史性が問題の根底にあります。
改善策として、①不正会計を防ぐための外部監査の強化、②全社員への倫理教育の徹底、③問題発覚後の迅速な情報公開を義務化する制度改革が必要です。これにより、内部統制や透明性が向上し、企業への信頼回復が可能となるでしょう。
市場は信頼に基づいて成り立ちます。ニデックのような大企業が道を踏み外したとき、その影響は甚大です。経済の健全性を守るためにも、企業には責任を深く自覚し、公的にも私的にも透明性を追求すべきなのです。
ネットからのコメント
1、ニデックへの違約金9120万円は、売上高2兆円を超える企業規模に対してあまりに安価であり、制裁としての実効性に欠ける。この程度の金額では経営へのダメージが皆無であり、不祥事を必要経費と捉えさせかねないため、再発防止の抑止力になり得ない。また、この裁定が判例として定着すれば、他社が不祥事を起こした際の相場観を低く固定してしまい、日本市場全体のガバナンス軽視を助長する恐れがあります。米国などの海外当局が数百億から数千億円規模の制裁金を科す事例と比較しても、日本の基準の甘さは際立っています。
2、あれだけ頻繁に「訳の分からないCM」を垂れ流しておいて、実情は粉飾決算してました。言い訳が「創業者?創業家?の圧力が強かったから」もちろん、違法行為が起こったのは創業家の圧力だとしても、それを止められなかった経営陣にも問題はあるんですよね。それを堂々と「創業家に逆らえませんでした」とか言ってる時点で現経営陣の元での再起は期待できません。
3、プライム上場企業で9120万円が痛いところなんかどこも無いでしょう。上場廃止とは言わないまでも、即スタンダード送りくらいはしても良いのでは?
4、ニデックの不正会計では、長期間にわたって内部統制が機能していなかった点が問題だと感じています。累計1600億円超の利益水増しが認定された以上、組織として数字を正しく扱う仕組みが十分ではなかったことは明らかです。過度な業績目標やトップダウンの文化が背景にあり、現場が正しい報告をしにくい環境だったという指摘にも納得感があります。また、企業価値の毀損が起きている以上、株主からの損害賠償請求が出る可能性は避けられないと思います。
従業員にとっても、評価や報酬に影響が出ていれば、労働面での責任追及が起きても不思議ではありません。会計の透明化とガバナンスの強化、そして企業文化の見直しが進まなければ、再発防止は難しいと考えています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/079f1b936d257ece03fb21beb0c9835e37538716,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]