落語家の林家木久扇は、BSフジ「プライムニュース」に出演し、自身の戦争体験を語った。彼は1945年3月10日の東京大空襲で自身の住まいにも爆弾が落ちた経験を紹介し、都民が10万人亡くなったことを回想した。若い世代に対し、彼は日本が軍備強化を競うことだけでは平和は達成されず、戦争が続く可能性について懸念を示した。また、日本が性善説に寄りかかりすぎている現状を指摘し、国が鍵をかけずに犯罪を防げるわけではない旨を述べた。
孫との会話を例に挙げ、若い世代が戦争の恐ろしさに関心を持っていない状況に恐れを感じていると述べた。
林家木久扇の発言は、日本の防衛政策に対する批判を含んでおり、性善説を基にした防衛の欠陥を鋭く指摘している。彼の懸念は、現代の若者が戦争の恐怖を見失っていることにある。まず現状として、日本の防衛政策は性善説に立脚したものであり、それが国を危険に晒す可能性を木久扇は指摘した。次に問題の本質は、平和主義が現実社会において単純に他国との妥協を図るに過ぎず、実効性を欠く点にある。具体的な解決策として、第一に、教育カリキュラムに戦争の歴史とその影響を組み込むことが重要である。第二に、国際協力を通じた平和維持プロジェクトを推進することが求められる。第三に、防衛政策を見直し、現実的な国際情勢に対応する必要がある。
このように、安全保障に対する理想と現実の対比を通し、木久扇の発言は時代に応じた目先の変化を追求する必要性を痛快に示している。
ネットからのコメント
1、教育しかございません。近現代史を教える事です。100年前までのアジアはタイと日本を除いて殖民地だったのです。自力で独立を果たしていたのは日本のみです。なぜ戦争が起きるのか。それは、戦争を仕掛ける人、国がいるからです。国防を考えるには、意識改革が必要でしょう。
2、ロシアとウクライナを見れば分かる。戦争は望んでなくても侵略を受けると戦争をせざるを得ない。平和平和と唱えているより侵略を受けないためにはどうすれば良いのか、これまでのケーススタディを行い考えさせる事が大事。
3、このままでは日本は隣の国に乗っ取られてしまうと考える日本人は日に日に増えています。平和友好と言っても相手はそんな事歯牙にもかけていません。残念ながら自分達の社会を守るためには備えと努力が必要なのです。
4、木久扇さんの言葉は重いですね。「家のカギを開けっぱなしで平和を叫ぶ」――まさに今の日本です。
平和を守るには、防衛力を持つことが大前提。実際、今の若者も防衛の大事さは分かっていると思います。ただ、学校教育や周りの大人、そしてマスコミが「防衛=悪いこと」という空気を作ってしまっている。これでは若い世代が正しい判断をする機会を奪われてしまいます。本当に必要なのは、体験者の声を伝える「平和教育」と同時に、現実的な「防衛教育」。大人がまず正しい知識を持ち、偏った報道に流されずに議論できる環境を作ることが解決策だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/68b72f106386650bb6f1c2a9596c45d2b05e256c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]