全国高等学校野球選手権大会に出場予定だった広陵高校が、過去の暴行問題の報道を受けて2回戦からの出場を辞退しました。この事件は、今年1月に寮内で上級生が下級生に対して行った暴行行為がSNSで広まったことが背景にあります。加害生徒は4名でそれぞれに1ヶ月間の対外試合出場禁止が言い渡されたものの、広陵高校は甲子園出場を続行していました。
しかし、被害者の保護者がSNSに投稿し、再び注目が集まったことから出場を辞退するに至ったのです。これにより、問題の連帯責任論が再燃しています。
広陵高校問題において、暴行問題をSNSで拡散されることによって辞退に追い込まれた状況は公共の場で透明性を欠き、処分の発表にも問題があったため、批判が必要です。まず、この状況は不祥事の処理を不透明にした学校側の責任が大きいです。本来、障害事件や暴力行為に対する対策や情報公開が現代の学校教育に求められます。次に、学校だけでなく日本高等学校野球連盟(高野連)の情報発信の不足も問題の一因でした。第1に、問題が発生した際には迅速で透明な調査と公表が不可欠です。第2に、SNSの情報拡散を防ぐため、誤解されないような正確な事実をしっかり伝えて共有する必要があります。
第3に、被害者の保護を最優先にして、彼らの声を聞くことが肝要でしょう。これらの解決策によって、不透明さが克服され、透明性と公平性を持った制度運営が実現できるはずです。安全と公正の両立を目指して、社会が一致団結して取り組むことが求められます。
ネットからのコメント
1、これは連帯責任の問題ではない。事件と関係のない16人が出場する分には問題ないだろう(本当に関係なければだが)。問題は暴力事件を起こした加害者が1カ月程度の出場停止処分で甲子園に普通に出場していた、ということではないか? 一般的には暴力事件を起こしたら退部か退学さえありうると思うが、そこまでしなくても、1年程度は公式試合出場禁止でも全く問題ないだろう。
2、①連帯責任論でなく、学校が高野連に事実と異なる報告をして、その異なる事実を元に処分したと思われてるんじゃないか?②そんな事件は急には起きないと、みんなが考えているからではないか。つまり、もとよりそのような風潮がこの高校の野球部に存在し、明るみになったのが氷山の一角と思ってるのではないか?
3、自分も強豪野球部だったけど、入学前に1学年上のスポーツ特待生5、6人が他の部活の生徒と喧嘩して退部処分。
自分の同級生は万引きして退学処分。四番やエースになるはずの選手だったけど、学校が厳しく処分を下した。結果1学年上の代は弱かったけど、絆の深い良いチームだった。今回の広陵の弱い者イジメの暴行の方がよっぽど悪質だと思うんだけど、停学と対外試合禁止だけってかなり甘い。ここでしっかり調べて加害者を断罪してれば、被害者が転校する事態にも加担してない部員が大会中に辞退という消化不良の形にはならなかったと思う。「SNSで被害者が声を発し、それが広まったから辞退になった」のではなく「SNSで問題が明らかにされた」と論ずるべき。イジメをしたら自分らにも返ってくる、因果応報。
4、連帯責任というのとは違うんじゃないですかね。そもそも、学校側が、傷害事件の発覚した時点で手を打っていれば、甲子園の場で大ごとになるとこではなかったように思います。発覚した時点で、適正な判断を下していれば、広島地区予選からすでに様相は変わっていたと思うし、それでも優勝して甲子園の会場まで来ても、ここまで大ごとにはならなかったでしょう。もちろん、事件を起こした野球部員が悪いんだけど、それを隠蔽して表に出さなかった監督や高校側の責任は重いです。
それがなぜか、SNSの使い方がどうのこうのや、高校への誹謗中傷や連帯責任によって甲子園を去ることになったなどと、話のすり替えが行われているように思います。これでは、筋違いってもんじゃないですかね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/631a20252a2bee9fd2a4e70a090398d0279ad892,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]