第107回全国高校野球選手権の第9日目、横浜(神奈川)と綾羽(滋賀)が甲子園で対戦しました。試合は連日の酷暑の中行われ、気温は30度以上に達しました。横浜が7回までに3-1とリードを広げ、8回にさらに2点を追加した時、綾羽の二塁手である経免拓隼(3年)が守備中に足をつり、フィールド上で倒れ込みました。彼のアクシデントにより場内は騒然となりましたが、横浜ベンチから植村直太朗捕手(2年)がペットボトルを持って駆け寄り、敵味方関係なくスポーツマンシップを示しました。
経免はその後、田代響希内野手(2年)に交代しましたが、この心温まる行動に観客からは拍手が送られました。
このエピソードは心温まるものであり、多くの人にスポーツの本質であるフェアプレーの大切さを思い出させました。酷暑の中での試合は選手たちにとって非常に過酷な挑戦であり、時には厳しい瞬間もあるでしょう。この試合で横浜の植村選手が見せた行動は、スポーツマンシップの輝かしい例であり、厳しい状況の中で人々がいかに互いを支え合うことができるかという証でもあります。スポーツというフィールドが、競い合う場であると同時に、助け合いを学ぶ場でもあることを示しています。経免選手は幸いにも大事には至らず交代しましたが、この経験を通じて自身の活動やチームの絆をさらに深めていくことでしょう。選手たちには今後も暑さに負けず、自分のペースを守りながら大切な試合に挑んでほしいと願っています。
ネットからのコメント
1、このとき不運にもこの二塁手にはエラーがついてしまったが、それまではとても素晴らしい守備をしていた。また結果として点差は5対1だったけど、綾羽高もとても堅実なプレーをしており(特に9回表の守備など)、両校には点差ほどの実力差は感じなかった。両校の選手や関係者には最大限の拍手を送りたい。
2、打席に立ってるバッターが、相手チームのキャッチャーが落としたフェイスガードを拾って、自分のズボンでしっかり拭いてあげてから、キャッチャーにそれを手渡してあげる。優しいな〜って思いながら見てますが、これっって「野球あるある」でマナーなんだなって気づきました。だから敵味方関係なく困った時は助け合うのって、拍手喝采するような場面ではなく、もはや当たり前の行動なんですよね…。
3、王者の貫禄と言うか、「万全の体調同士で戦おうぜ」、というか。「助けない方が有利になるのに」なんてせこい考えをする人がベンチにも応援団にも在校生にも居ないというか。今大会通じて一番すがすがしい気持ちになりました。
4、味方の人が渡すのが一番いいのかもしれませんが、たまたま相手ベンチが近かったので持って行ってくれたんじゃないですか?もし逆の事があれば同じことしたかもしれませんね審判にも給水渡してた時あったし、敵味方関係なく直ぐ気づいて動けるところに感心します
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5aaffd383d58088e1616e0589e36e9b9c73715d8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]