北海道斜里町の羅臼岳で、8月14日午前11時10分ごろ、若い男性がクマに襲われ、藪の中に引きずり込まれる事件が発生しました。友人の男性が110番通報し、ヘリで救助されましたが、被害男性の安否は依然不明です。この事件を受けて羅臼岳の登山道は全て閉鎖され、山には少なくとも40人がいるとみられるため、警察が確認を急いでいます。
北海道内ではこれまでもクマによる死亡事件が幾度も起きています。今年だけでも、5月に54歳男性、10月には22歳の大学生がクマに襲われ死亡しています。
今回の事件は、厳しい自然環境がもたらす危険性を改めて浮き彫りにしました。この地域でのクマによる人身事故が相次いでいる現状は驚くべきもので、対策が急務です。まず、地域の動物生態や登山者の安全を確保するため、クマの生息状況を把握するための精密な調査が必要です。次に、現地の住民や旅行者への警告および安全対策の周知徹底が不可欠です。さらに、登山道入り口への監視カメラ設置と緊急通報システムの強化も考慮すべきです。どれほど美しい自然であっても、一歩間違えば命に関わる危険が潜んでいることを忘れてはなりません。自然を友とするには、相応のリスク管理が求められます。
ネットからのコメント
1、羅臼岳、49年前に登ってます。49年前は、クマが出るかもと言われていたけど、クマは出ませんでした。当時、クマは春の駆除で生息頭数が少なかった頃です。当時、ランプの宿であった岩尾別ユースホステルに泊まり、現地で仲良くなった3人で、岩尾別ユースから徒歩で羅臼岳を往復しました。昭和の時代です。今は熊の生息頭数が増加しているから、駆除を認可して生息頭数を昭和の時代と同様の頭数に絞る決定が必要と思います。
2、藪に引きずり込まれた男性は可哀想だけどだけど、熊にとって獲物(食料)と認識されたんだろうね。
このままだと、人間を「弱い動物(獲物)」として認識してしまい、今後も人間に出くわしたら逃げることなく襲うだろうね。一刻も早く駆除してもらいたいね。
3、道東のヒグマは「体は大きいが比較的に大人しい性格」とされていますが被害者がでてしまい本当に残念です。被害に遭われた男性が無事であることを願います。春熊駆除が全面中止されてから30数年が経過し、人間に銃で追われた経験がない熊ばかりになり、また、かつては真っ先に駆除されて減少していた攻撃的な遺伝子をもつ熊も増えてきている思われます。今や専門家が繰り返す「ヒグマは本来臆病で人間を恐れる」が通用しない熊が増えてきています。このままでは、登山や山での作業もできなくなるし、町中でも住民が襲われる事故が増加することになりまs。ハンターの減少、駆除支援金の低さ、ライフル所持が難しい、など多くの課題が有ることは承知していますが、かつてのような銃による狩猟文化を復活させることを本気で検討する必要があると思います。行政には、本腰をいれてハンターの育成と駆除費用の増額に取り組んで欲しいと思います!
4、羅臼岳に10回くらい登ってますが何度か熊に遭遇したものの危険は回避できました。この登山者のヒグマに対する警戒や笛や声出したり自分の居場所を知らせたりと対策はしていたのか?!それとも対策済みで襲われたのならもう羅臼岳もかなり危険な山になると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5016a82b444362495b715fc9249f5a2d8eeec01a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]