トランプ米大統領は、対日戦勝80周年を迎え、大日本帝国の打倒が世界を圧政から救ったとする談話を発表した。そして、現在の日本が太平洋における最も強力な米国の同盟国であると評価。1945年8月14日のポツダム宣言受諾により、日本が降伏した過去から、現在までの外交関係の変化に触れた。また、現政権の外交政策として「力による平和」の実現を掲げ、日本が軍拡を続ける中国に対抗するために多くの米軍を受け入れていることを高く評価している。
この談話は歴史的な節目を振り返りつつ、現状の国際関係を評価する内容だ。しかし、特に日本と中国の軍事的緊張や大国の勢力争いに言及している部分では慎重な視点が求められる。歴史的事実の認識を現代の政治的文脈に繋げる手法は、国際社会において偏った捉え方を助長する可能性がある。
問題の根幹は、歴史の解釈や外交文書であるが、より重要なのは、国家間の力の均衡をどう保持しながら平和を促進するかという点だ。まず、共通の歴史認識を育む努力が必要であり、これは教育や科学的な議論を通じて実現されるだろう。また、多国間対話の深化と国際的な協力枠組みの維持は、長期的な平和への道だ。最後に、日米関係の強化には人道的配慮と文化的交流が不可欠である。圧倒的な経済力を誇る米国の視点から見れば、平和は力の対比ではなく、理解の深まりを通じて現れるものである。
ネットからのコメント
1、この談話(世界史を根拠に日本の視点で世界中を植民地にしてたのは欧米であり、人種差別撤廃も国連での発言は日本が最初。戦勝国側の利益主義の思想で考えると都合が悪い。大東亜戦争での副作用が戦後に花開き、戦後にアジアの多くの欧米の植民地が自分達の力で独立して大英帝国は解体された。ロスチャイルド達の金融と情報での支配は継続してるが)はいささか癪に触るが、戦勝国である立場からすれば順当だろうだが、大米帝国を1番支えてるのは日本であり、もう少し丁重に扱ったほうが良いと思うのだかね。ジャパンハンドラー達の異常なまでの対日要求(内政干渉)と日米地位協定は異常だよ
2、戦後日本の復興はアメリカの援助なしには実現が厳しかった。朝鮮戦争特需で日本の再興のきっかけとなった。戦争を肯定するつもりはないが、今の日本があるのはアメリカのよる恩恵が大きい。また国内にある米軍基地(日米安保条約)が、近辺の強権国家の侵略の抑止力となっている。戦争反対、核兵器廃絶を叫ぶのは結構だが、現状は抑止力があるから平和を維持できていることを認識したい。
3、トランプは対日戦争は米国が仕掛けた戦争だということを知らないようですね。当時のルーズベルト大統領が米国の景気が低迷しており、また欧州で英国が独伊に苦戦しており、欧州戦線に参戦し英国を支援するとともに景気回復を狙ったのです。しかし当時の米国民は参戦に反対していました。これを覆すために独伊の同盟国である日本を引き込む作戦にでました。特に東南アジアの石油を日本に輸出することを禁止したのです。日本の生命線である石油禁輸により日本は米国との開戦を決意し、真珠湾攻撃を行いました。ルーズベルトの作戦は見事に当たり米国の反戦気分を一気に覆し、「リメンバー・パールハーバー」となり、開戦で米国の景気は大幅に回復したのです。これは米国の大学でも教えていますよ。
4、日本ではなく大日本帝国っていう国名を使ってるあたり、個人的にはこのへんにトランプ大統領の気遣いは感じられるなって思ってしまった。トランプ大統領にしたら、当時の日本国民も大日本帝国の被害者だったみたいな認識を持ってるのかもしれないね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7b01b00ace87aac9ab208b127e102fcc97c53a4a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]