8月6日、広島では原爆の日を迎え、80年目となる平和記念式典が行われました。この式典では、小学6年生の佐々木駿さん(12)が「平和への誓い」を読み上げました。佐々木さんは、平和公園で英語ガイドとして外国人観光客に広島の歴史を伝えており、これまで約2000人にガイドを行ってきました。彼は、自身の曽祖母が被爆者であることや、その経験を通じて平和の大切さを広める使命感を持っています。
式典でのスピーチでは、平和を守るための行動の重要性や、次世代への歴史の継承について訴えました。
佐々木さんの活動は、未来の平和への希望を感じさせます。多くの外国人が原爆投下の影響について知らない中で、駿さんが広島の歴史を丁寧に説明し、思いを共有することは貴重な意義を持っています。彼の取り組みは、ただの観光ガイドにとどまらず、戦争の悲劇を伝え、平和の重要性を次世代へ伝える大きな役割を果たしています。また、駿さんのように若い世代が積極的に平和活動に取り組む姿勢は、今後の平和の維持に欠かせない力となることでしょう。
ネットからのコメント
1、いつも思うんですが、子供達のスピーチを全世界に流せないのかなぁと思う。日本だけで、こんなことをしても全然届かない… それに、原爆で戦争を終わらせたって思っている外国人があまりにも多過ぎます。
なら、今のあちこちで起きている戦争を原爆で終わらせていいのかって話ですよ。そんなことしたら、原爆は地球が無くならない限り終わりません。ほんと、そこをもっといろんな方法で知ってもらいたいし、メディアもそういう事を伝えてほしいですよね。広島、長崎に来た外国人に知って帰ってもらいたいです。
2、スピーチの中継を観てました。過去ニュースでも取り上げられていた小学生ガイドの子だったんですね。どおりで立派だったわけです(もちろん隣の女の子もたいへん立派でした)何が起きたかを「語って」伝えることは本当に重要なことだと思います。世界中の人が平和について考えられる場所であってほしいし、そこでこれからも佐々木さんだからこそ繋げられる輪が広がっていけば素敵なことですね。
3、恥ずかしながら、この記事を読んで涙が出ました。特に「2人の外国人が『はじめは核兵器のおかげで戦争が終わったと思っていたけど、君の話を聞いてやっぱり核兵器はなくすべきだって思ったよ』って言ってくれたことがあって。自分が話すことによって、誰かの気持ちが変わるんだなって」というところが、直接経験したわけでなないのに今まで誤った考えをしていた人たちを強引にではなく、そっと正しいと思う方向に導いてくれるようなところが、大袈裟かもしれませんが神々しくも感じられ、アラフィフの自分でも佐々木駿さんは尊敬に値します。
4、東大生の親は勉強しろと言った事がないとよく言われますが、そもそもの興味の対象が凡人とは違うのでしょう。幼少期から英語教材に興味を持って、それに継続して関わり習得された事が特異的な例ですね。藤井聡太に近いものを感じます。そういった特異的な能力を世の為、人の為に活用されている事は大変喜ばしい事だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e9b599ac0643779d832912defeb932f237259947,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]