札幌市豊平区の西岡公園付近で、クマの目撃情報が相次いで寄せられています。17日午前8時10分ごろ、公園内で男性がクマ1頭を確認。その後、午前8時40分に管理人が警察に通報しました。また、外国人の男女も約1メートルのクマを見たとのことです。午前8時半ごろには、女性2人が獣と思われる鳴き声を聞いたと報告しています。これらの目撃情報を受け、西岡公園は閉鎖され、キャンプ場の利用者も退去させられました。
札幌市は周辺地域の住民に注意を呼びかけるため、パトカーを出動させました。
一見すると公園の楽しい空間がクマの出没で閉鎖されるのは異常な事態に思えます。しかし、北海道の自然環境においてはこうした事例は珍しいことではありません。問題の背景には、住宅地の拡張や人と自然との境界線の曖昧さがあるでしょう。住民の安全を確保するためには、対応策をしっかりと講じる必要があります。一つ目は、クマの動きを追跡・監視するシステムの導入。二つ目は、地域住民への定期的な安全教育。三つ目は自然との共存を目指すための住民参加型の環境整備プログラム。住民たちに安心感を提供する一方で、自然界と調和がとれた街づくりを進めていくことが大切です。
ネットからのコメント
1、ヒグマが増えすぎているのです。少ない時の倍以上に増えています。
だから公園や畑などの人の活動域で遭遇する確率が増え、クマも人慣れしてきたのだと思います。過去に北海道のいろいろな山に登りましたが、糞やアリの巣を掘った痕跡は見ることはありましたが、姿を見ることは滅多にありませんでした。しかし今では山どころか街に近い場所にも現れます。もはや駆除による頭数制限は必要です。
2、西岡水源池、懐かしいです。小学校の時に現地まで歩いて宿泊学習をした所です。子供の頃はドライブインの横に檻が有ってその中にヒグマを飼っている所を何箇所か有った記憶が有ります。僕の感覚的にはヒグマはライオンと同じく猛獣だと思っておりますので、ただただ恐いです。今は東京に住んでるんでヒグマに遭遇する確率はゼロに近いと思いますが、クマ牧場で見たヒグマも含めて単なる猛獣なので、保護するイコール無差別に殺される可能性は大だと思います。野生動物なので全く理屈や雑学は何ら通用しないと思いますし、立ち入り禁止区域にしても全体を高さ3メートル位の柵で囲ってる訳でも無いので、わかり易く言うと野生のライオンを野放ししてる状態と全く同じだと思います。
3、道・警察が春駆除を長年してなかったので、熊の数が倍以上に増え、山の食糧が足りなくなり人のいるとこまで降りてきて、お腹が減ってるので人を襲ってしまう。やはり熊の数の多さが問題。道はやっと駆除に力を入れることにシフトしました。しかし猟友会のハンターの数も減っていくので、道が今後、目標として立てている駆除数も期待出来ません。そもそも道・警察が駆除を猟友会に丸投げしてるのが悪い。猟友会は趣味で猟をやってるのに、命がけの熊駆除を要請され、その報酬は安いんですから。酷いもんです。本来、道・警察が道民を守るために駆除するべきものです。
4、的確な対応だと思いました。過去に「人間が置いていったゴミ」を漁っていれば、食べ物があるエリアだと認識しているでしょうから、慌てた人間を襲ってしまう事が予想されます。地元民の生活を守る為にも、人災を拡大させない為にも、出没の可能性がある区域については山を含めて閉鎖するのがベストだと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2388df775ee3658da65d6f8e8f7d12a20265d7b8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]