自民党の斎藤健前経産相は、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、7月の参議院選挙の敗北を受け、衆参両院で少数与党になったことを踏まえ、現在の石破首相の下での政権運営に限界があると述べました。斎藤氏は、野党の協力が得られない現状では、石破首相の交代と新たな連立政権の構築が最善だと提案。また、立憲民主党の小川幹事長も石破政権に対し否定的な立場を取り、国民の信頼を取り戻すためには新たな指導者が必要だと主張。
4日には衆議院予算委員会で、立憲民主党と国民民主党が石破首相を追及する予定です。
自民党の選挙敗北が示すのは、政治家が国民の信頼を失った時に、政権の運営がいかに脆弱になるかという現実です。石破首相は、敗北の責任を取らずに続投することに疑問を抱かせ、改革の必要性を強く感じさせます。問題の本質は、ただのリーダー交代にとどまらず、日本の政治における責任の所在と、与党と野党の協力を再構築する必要がある点です。
まず、政府は政治的リーダーシップの透明性を高め、選挙での責任を明確にするべきです。次に、党内での意見の対立を整理し、より多様な意見を反映する政策決定プロセスを強化することが急務です。そして、野党との協力を前提にした連立政権の形成に向けた具体的なビジョンを示すことが、日本の政治を健全化する鍵となります。
今こそ、無駄な駆け引きに終始せず、国民に真摯な政治を提供するために、自民党は新たなスタートを切るべきです。
ネットからのコメント
1、斎藤健氏は石破派の旗揚げに参加した人物。近くで見ていた斎藤氏もこのように言うのです。報道も石破氏擁護のようなものになっていますし、選挙結果よりも1,000〜2,000人程度の世論調査を重視するような報道も如何なものでしょうかね。参議院選挙6,061万人の投票結果よりも重視する世論調査など存在するのでしょうかね。
2、石破茂の裏切りの歴史。田中角栄への裏切り、選挙敗北した自民党を離党する裏切り、小沢への裏切り、しれっと自民党復党し、麻生へ辞職を迫る裏切り、安倍へも責任をとれ、と迫った歴史は、石破がいかに信頼がおけない人物かを物語っている。今更ながら、こんな履歴を持つ石破を総裁に選んだ自民党議員の見識のなさには呆れるほかない。然し、選挙で三戦惨敗してもしがみつく石破が先ず責められるべきだが、石破には誇り、潔さと言う日本人が本来持ってるものが無いのか? 石破家にはみっともない、恥ずかしいと言う言葉も無いようだ。
このまま続投して何れ辞めざるを得なくなり、世間に恥をさらすのは必至だと思うが、その事に考えが至らないのが石破たるゆえんかも。総理大臣をやって、国の益になった政策は何一つ無い、一刻も早く辞職して貰いたい。
3、正直、国民には石破首相が続投するかよりも、どうすれば自民党の国民軽視が変わるのかが問題だと思う。このくだらない石破降ろしの内輪揉めでも、自民党が全く国民を見ずに自民党と自分達のことしか考えていないことが良く分かる。自民党の内輪だけでグタグタやるより先に、国民の意見をもっとちゃんと聞くべき。国民から見たら、石破首相の辞任云々よりも先に、政治生命をかけて消費税を守るとか言って参院選大敗の最大の原因になった森山氏の責任と処分を明確にすべきだと思う。一連の石破降ろしでの自民党のゴタゴタは、まさに自民党らしい国民無視で内向きの議論だと感じる。
4、民意は「消費税減税」であり、参院選の結果がそれを証明している。すなわち、続投しようが辞任しようが、消費税減税を行う政権にしない以上、民意に重きをおく姿勢には映らない。立民・小川氏は消費税増税を主張されている方なので、消費税減税を行う政権交代をすべきという視点が欠けている。
ジャングルに80億円もの国費を投入するほど、国民負担率が高すぎるのが本質的な問題だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2d15a35ba815e4842f084e8775ea4af6a268ba06,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]