1999年8月14日、神奈川県足柄上郡山北町の玄倉川で水難事故が発生。18人が濁流に押し流され、12人が遺体で発見され、1人が行方不明(同月29日に発見)。前夜から避難勧告が行われ、警告サイレンも鳴らされていたが、一部の人々は撤退せず中州でキャンプを続けた。午前5時35分に大雨洪水警報が発令、雨量が急増しダム放流を余儀なくされたことで事態が急変。
救助隊が出動し、命綱を使った救助が試みられたが濁流に阻まれた。視界不良でヘリコプターの支援も不可能だった。
この悲劇的な事故はとりわけ個人の喪失の痛みを伴い、被害者のご家族や関係者に深い悲しみをもたらしました。突然の出来事に直面し、避難を選択しなかったことへの自責の念があるかもしれませんが、早朝の状況では、判断が極めて難しかったことは理解できます。私自身も自然災害に対する判断の重要性を痛感した出来事がありますが、予測しきれない事態に対しては心の整理が難しいものです。今回の経験を通じて、皆さんの安全意識がさらに高まることを願います。前向きな教訓とともに、事件から立ち直り、未来への希望を持つことができるように祈っています。
ネットからのコメント
1、よく覚えています。救助がどうとかダムの放水がどうとかごちゃごちゃ書いてありますが、問題は中州にテントを張ったこと。
学生時代キャンプをよくしていましたが、中州どころか河原にはテントを張らないというのが鉄則でした。無謀も良いところです。あと、メディアの報道にも大いに問題がありました。何度も勧告・警告を行った上危険を冒して救助に当たった警察や消防の対応に問題がなかったかと終始粗探しに徹し、当事者たちの関係者に消防に言いたいことはありませんかなどとインタビューをしていました。雲仙普賢岳の火砕流に並ぶ報道のミスリードだったと思います。
2、身勝手な大人の判断から多くの犠牲者が出た事件として記憶されている。その中心的人物だった男は運よく助かったが、反省の色はなかったと聞く。助かる機会はいくらでもあった。消防団や当該河川の管理事務所があれほど避難指示をしたにも関わらず、落とさなくていい命を多く落としてしまった。何とも残念で事件のあらましを知ると不愉快極まりない事件でもあった。
3、よく覚えていますこれは切抜き映像も残っていますねヘリを呼べと怒鳴る姿も中洲に残った方々が非難を浴びましたが、リーダー格の人が全員に避難を声かければこんなことは起こらなかったマスコミも大勢いたけれど何もできなかった亡くなられたカップルのどちらかだったか、お父さんが泣きながら救助に当たった方々へのお礼をまず口にされたのが、見ていて辛かったですリーダーの責任は重いと思います
4、私当時小学4年生で、このニュース見ていました。おっさんとおばさんが、救助隊員に向かって「ヘリを呼べ!!!」と鬼の形相でジェスチャーで伝えていましたね。流された場面では「ほれ、言わんこっちゃない」と思いました。子供でもわかることです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b434af658b121dcf1299d36291b8f2f7c1d18beb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]