事件概要:2025年8月5日、タレントのスマイリーキクチ(53)が自身のX(旧ツイッター)で、広陵高校野球部の一部選手に関するネット上の誹謗中傷に対して苦言を呈しました。この件は、広陵高校で起きた暴力事件に関して、今年1月にネットで拡散された情報に基づいています。日本高野連は、3月に当該選手に対し厳重注意を行ったと発表しましたが、処分の詳細は原則として公表されません。
キクチは、加害者と特定された人物の名前や顔写真がネットで拡散されていることに懸念を示し、誹謗中傷が新たな問題を引き起こす可能性を指摘しました。
コメント:今回の事件は、ネット上での誹謗中傷がどれほど深刻な問題であるかを浮き彫りにしています。広陵高校の事件に関して、暴力行為があったという事実が確認されたとしても、個々の名前や顔写真を特定し、加害者としてのレッテルを貼ることが果たして正当な対応なのでしょうか。これには深刻な社会的影響が伴います。ネット社会においては、無責任に情報を拡散することが、加害者を一方的に仕立て上げたり、無実の人を傷つけたりする危険性が高いです。
加えて、問題の本質は、被害者の意向が無視され、感情的な反応が先行してしまうところにあります。私たちは、社会的な正義を追求する際に、冷静な判断と慎重さを持たなければなりません。
加害者を特定して非難する前に、まずは事実を明確にし、法的な手続きを経るべきです。誹謗中傷を繰り返すことで解決することは決してなく、むしろ新たなトラブルを生み出します。ネット上の情報拡散には強い自制心と責任が求められます。
ネットからのコメント
1、スマイリー菊地さんのおっしゃる事はこのそのとおりと思います。ただ、学校と高野連の対応に大きな問題があり被害者救済が十分でないというのもまた事実です。閉鎖的なコミュニティを動かす原動力としてネットの拡散が果たしている役割も少なからずあると思います。もちろん、加害者とされる生徒の実名などが晒されるのは絶対にあってはなりません。だからこそ、学校や高野連の大人がしっかり対応すべきではないでしょうか。
2、この人がネットで被害にあった経験はかなりつらいものであったことは理解する。だが、刑事事件になってもおかしくないような行為の加害者が、隠蔽・隠匿されていることを許せないと感じている一般市民の感情とは意識がことなってしまっていることに気づいていないようだ。結果、加害者を擁護して被害者を二重に傷つけている。
自身も大いなる問題の人物になっていることにすでに気づいていない。
3、SNSで拡散をされている広陵高校野球部暴力事件が、ある程度は正しいなら、被害者元部員に、監督の恫喝隠蔽、先輩による集団リンチのような行為には厳正で厳罰処分をすべきだし、公表もされない厳重注意処分では誰もが納得をしないと言える。今回は被害者元部員の親御さんが、転校を余儀なくされ、広陵高校の対応にも憤慨して、先月には被害届けを警察に出して、刑事告訴も考えている。今の時代は被害者に寄り添わずに、加害者擁護とも取れる行動をすれば、世の中から猛批判に晒される。厳重注意が単なる喧嘩程度なら理解をするが、一方的による先輩による集団暴力は絶対に認められ無いし、一方的による暴力は根絶をさせないと、次から次へと負の連鎖にもなる。
4、その人物は本当に加害者なのか、情報提供者は何者か、第一に被害者がこの状況を望んでいるのか考えましょう。とありますが、学校、高野連、警察、マスメディアがこの問題を無かった事にしようとしているから被害者の保護者がSNSに助けを求めた訳で問題が大きくなり社会問題なる事を望んでしているのは明らか。
SNSに出されている被害者の診断書や暴行やいじめについての内容は信憑性も高い。被害者の心情を思うと何事もなかったかの様に加害者達が甲子園のグラウンドに足を踏み入れるのは許せないと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/07a67859673304bb673ed753873365fea80aa14b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]