日本相撲協会は6日、大阪市で理事会を開催し、弟子の伯乃富士への暴行を自ら報告した伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)に対し、大相撲春場所の休場措置を発表しました。同親方は事情聴取を受け、現在は外出を控えて部屋で指導を継続しているとのことです。正式な処分は春場所後、調査結果を踏まえて決定される予定。広報担当者によると、暴行に関する詳細は調査中であり、弟子や他の関係者の活動に影響はないとされます。この事件は、相撲界における師弟関係と暴力問題を再び浮き彫りにしました。

今回の事件は、相撲界に未だ根深く残る師弟関係における暴力や威圧的文化を露呈させるものであり、大きな問題を伴っています。師弟の信頼関係を土台とするはずの相撲指導が、暴力という手段で行われたことは容認できるものではありません。この暴行事件の発端は個人の問題に見えますが、実は相撲界全体の制度や文化に潜む構造的欠陥が背景にあります。
スポーツ界全般における「暴力指導問題」に類似しており、深刻な再発防止策が求められます。
改善の目標として以下が挙げられます。まず、弟子への暴力や威圧的指導を防ぐために、指導法の倫理規範を明確化し、それを強制力のある監査体制で運用すること。次に、被害者が速やかに通報し、自身を守ることが可能な相談窓口を整備すること。そして、親方など指導者へのコンプライアンス教育を徹底することで、暴力行為への抑止力を高めることが必須です。
暴力による指導が健全な信頼関係を破壊することを忘れてはなりません。親方という立場にある者は、弟子に対する一歩先の模範となるべき存在であり、その責任感を自覚する必要があります。暴力の文化を排除し、公正で健全な競技環境を築くことが、相撲界再生の鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、休場とは言え部屋で指導ができるってなんか嫌です。弟子は親方を信じて入門したので嫌だとは思わないかもしれませんが、休場を言い渡されたなら一般社会では謹慎のような事だと思うので、その親方が部屋では指導できるってのはおかしいと思いました。
2、相撲協会って甘いと思う。白鳳の宮城野親方の時は弟子の暴行問題で厳罰に処したのに今回は親方本人が弟子への暴行で先ずはの休場処置。一般社会や企業ならもっと素早く対処、処分を下す。長年の協会内での事件に対する処分は理事長以下役職者との対人間関係の善し悪しなどが加味されてるようで大衆からは全く支持されないような決定が多過ぎる。
3、休場措置を処分と思っている人もいますが、「場所後に正式な処分」という記事も見かけたので、今回の「休場措置」というのは処分ではなく、一時的なものでしょう。ただ相撲協会の親方処分には一貫性がない。過去にも暴行問題を起こした部屋はいくつかあるが、軽いものでは「降格処分」や「減給処分」に止まり、重ければ「部屋の閉鎖」「実質的なクビ」という処分の例もあった。伊勢ヶ濱親方にどのような処分が出るかは分からないが、相撲協会には一貫性を持ってほしい。
4、角界一の33人もの弟子をいきなり親方業未経験の新米親方に背負わされるのはかなり大変だと思う。部屋を新しく建てたり親方業以外にもやることがいっぱいで心に余裕が無い状況という中、酒席での伯乃富士の振る舞いに頭に血が上ったのでしょう。
真摯に反省し暴力ではなく言葉で諭すのが師匠の務めだから、弟子たちと信頼関係を取り戻し一から出直してもらいたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5a8b15573fa7ea586bd50ddf9a09e382ea18a7dd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]