事件概要:2025年6月、東京都議会議員選挙で無所属のさとうさおり氏が、都民ファーストの会や自民党の候補を破り、驚異的な当選を果たした。彼女は茨城県出身で、貧困家庭で育ち、高校は偏差値40の学校。19歳で月500時間働き、過労で倒れた経験を持つ。その後、公認会計士となり、デロイト トーマツで活躍。しかし、女性の働きにくさを目の当たりにし、政治家への転身を決意。
都政の「ブラックボックス」解明と徹底的な減税を掲げ、都議会に挑戦する。
コメント:さとうさおり氏の当選は、まさに逆転劇の象徴であり、彼女の異色の経歴が今の都政に新しい風を吹き込む期待を生んでいる。しかし、その背景にある「ブラックボックス」の解明や減税の提案は、都政が抱える根本的な問題を鮮明に浮き彫りにしている。これまでの政治がどれだけ閉鎖的で、エリート主義に支配されていたかを如実に示しており、今後、彼女がその枠を打破することを期待する。
しかし、これを単なる個人の成長物語にとどまらせるわけにはいかない。彼女が強調するように、女性の労働環境の改善や社会の構造的問題を解決するには、個々の努力では限界がある。社会全体の意識改革と制度の見直しが求められ、既存の枠組みに囚われない新しい解決策が不可欠だ。
従来の政治と組織に依存しない一人の女性が持つ力を、これからも注視し、支援していくべきだ。
ネットからのコメント
1、意志が強く、問題意識を持つことができ、自身で努力して、目指す道を見つけて行動し、自己実現していくことができる人だと思った。もともと、頭脳明晰で判断力と決断力と実行力があり、加えて努力と挑戦する強い意志をもつ方ですね。政治の世界でも活躍されることと思います。
2、これまで多くの政治家が、国家財政や地方自治体財政の闇の部分、つまり、こんな支出は本当はいらないとしか思えないんだけど古くからのしがらみで支出が続いている、というものに切り込もうとして反撃され、政治家としての生命を抹殺されている。 この人がそういう人の一人になるか、あるいは、政治の闇を暴き出す暴き出す英雄になるか、注目したいと思う。
3、政治家には自分の描く当たり前の生活というものがあってそれを守るための政治行動をするがその当たり前の生活ができていない人が現実にはいる。それを認めたくない人や分かっていても諦めている人が多いから政治が変わらないのかもしれない。
地方議会は夜に仕事帰りの議員が手弁当無報酬でやっている国もあると聞く。日本ではムラのボスを選ぶ感覚で選挙が行われ当選した人にお任せムードが強いがブラックボックスの中身は実際に政治に関わらないと見えてこないように思う。
4、佐藤さんは本当に根性が座ってる。すごい。「公認会計士を取った」ってサラッと書いてるけど、片手間で取れるようなもんではなく難関資格だし、それが取れずにキャリアを変更する人もザラにいるぐらいなのに。歳が近いので親近感がありXでフォローしているが、行動力と大胆さにはいつも驚く。国政に殴り込むテンシャルがあるはずだから、疲労で倒れないようにしながらさらなる高みを目指して欲しい。国会の質疑でガンガンやって欲しい。応援してます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9b38cdc24e55a19debe6c9b274184b8d87574d9e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]