概要:2025年8月24日の報道によると、福井市のスーパーでは待ちに待った新米が並び、5キロ4730円の「ハナエチゼン」や5キロ8800円の「コシヒカリ」が完売しました。新米の価格は例年より高騰していますが、それでも品質を求める消費者が多く、新米の売れ行きは良好です。一方、宮城県美里町の農家では、水不足が影響し稲が干ばつにより不稔状態になったことが報じられました。
貯水率0%の鳴子ダムの影響で厳しい局面を迎えたものの、緊急放流が行われたことで最悪の事態は回避されましたが、農家は今後の栽培方法を再考する必要が生じています。
コメント:このニュースは、日本国内のコメを巡る複雑な状況を浮き彫りにしています。一部の消費者が新米の品質を求めている中で、驚くほどの高値であっても買い求める姿勢は理解できます。しかし、農家が直面している厳しい現実、特に水の供給に依存しながらの生産における危機感を軽視するわけにはいきません。水不足による不稔問題は、農家の経済的負担を増大させ、持続可能な農業のあり方を問い直しています。解決策としては、まず安定した水供給の確保が不可欠です。次に、農業技術の革新を図ることで、天候変動に強い生産方式を確立する必要があります。最後に、必要な政策支援を通じて農家がリスクを分散できるよう、柔軟な対策を講じることが求められます。
このような問題に迅速かつ効果的に取り組むことなしに、日本の農業の未来は危うさを増すばかりです。
ネットからのコメント
1、ちゃんと保管されていれば、令和6年産でも十分美味しいだろう。あとは、値段次第で消費者が選択したら良い。高すぎる値段でも購入できる方々は、購入したら良い。値段重視なら、外国米でもブレンド米でも良い。外国米=全てマズイわけではなく、食味は個人それぞれであり、高い=必ず美味しいは単なる幻想かもしれません。自分の舌にあう米を選べば良いと思う。
2、価格が高すぎる気はしますが、昨年は仲卸だけが儲かって農家にお金が流れなかったので、高騰分の利益が農家に入るようになったのは良かったのかな。ただ、この価格帯のままでいけば、米への消費者離れが進みそうですね。実際に我が家の食卓もパンやパスタ系が増えて洋食化が進んでいます。物価全体が値上がりしているとはいえ、パンや麺類など他の主食類の上昇幅はお米ほどではないので家計を考えると仕方ないです。それに慣れてしまえばお米以外の主食も悪くないので、昔の白米中心の献立に戻さなくても別にいいかな。
今の米価が適正と思う人は、高価格帯のまま米を買えば良いですし、価格に見合わないと思う人は買わなければ良いだけの話です。
3、メディアに取り上げられてる様な、米の専門店で買うような人は米の味にうるさく、裕福な人である。一般の人はめったにあんな米専門店では買わない。スーパーやドラッグストアに5キロ8千円もするような米をおいても売れないですよ。こういったミスリードするような記事を載せるとのは、問題がある。実際には新米は5キロ税込み4500円位。それでもこの価格なら消費は減る。大規模農家はホクホクでしょう。特にJAをとうさない農家は、、。しかしこの価格を維持したい何かしらの力が働いてるとしか思えない。
4、富裕層向けの米がいくら高くても構わないが、国民の主食たる普通米の価格は管理されなければならない。どの国でも主食の穀物は安く提供されている。自由市場に任せてしまっているのは政府の怠慢。今年の米の収率は半分かもしれないと言われているのは、農家任せで暑さに弱い米を作らせているから。ただ見てるだけなのを農政とは言わない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/02ad90a819e569592eb80eb82520ef1f6011b78b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]