広島の名門・広陵高校野球部で部内暴力事件が発生し、2025年夏の大会途中で異例の辞退が決定。春夏通算53度の甲子園出場を誇る同校にとって大きな打撃となった。事件後、SNS上では直接関係のない生徒にまで恐怖心を与える投稿が拡散し、波紋が広がった。12日、女優の大川栄子(77)がブログでこの騒動に言及し、九州・熊本で発令された大雨特別警報への注意喚起とともに、暴力の根絶の難しさと無関係な生徒への影響へのやり切れぬ思いを綴った。
暴力事件が高校スポーツの名門校で再び発生し、その結果として大会途中辞退という異常事態に至ったことは、教育現場のガバナンス欠如を浮き彫りにしている。暴力は一部の加害者の行為であっても、学校全体、さらには無関係な生徒にまで影響が及ぶ現状は看過できない。背景には、指導者による監督責任の軽視、暴力を封じ込める仕組みの不在、そしてSNS時代における情報拡散の危険性がある。改善には、①第三者機関による部活動の定期監査、②匿名相談窓口と通報者保護制度の強化、③SNSでの誹謗中傷に対する迅速な法的対応が不可欠だ。真に健全な競技環境は、勝利よりも人間性を守る仕組みから生まれる。暴力がスポーツの名の下に存在し続ける限り、その栄光は偽物でしかない。
ネットからのコメント
1、SNSで関係のない生徒さんにまで恐怖心が及ぶことは想定した上で毅然と加害生徒と加害内容に向き合わなかった顧問と学校関係者こそが糾弾されるべき。
学校や一般生徒への誹謗中傷や脅迫、犯行予告などは言語道断だが過去の事例を見れば予測することは可能だったはず。学校側が見せる自分たちは被害者と言う姿勢やそれに追随する部員や家族には辟易する。イジメに通ずる空気を作ってるのは学校側であり家族たちだと思うよ。
2、SNSの前に、大会運営側、学校側の対応が問題でしょう。過去からこのような暴力事案があった場合、甲子園に出場出来なかったのに、なぜ今回は出来たのか。大人達が自分達の面子を最優先にした事が、一番の問題でしょう。出場してなければ、ここまで大きな問題にはならなかったし、被害者が声をあげて発覚し大問題になった。野球部は学校の生徒や保護者から、恨まれるだろうね。生徒は今後この出身校って履歴書に書かないといけないのだから。
3、>SNSで 関係のない生徒さんにまで恐怖心が起こるとはやり切れません投稿するなら何のことを言っているのか具体的に言ってもらわないと判りません。爆破の話が事実なら警察が発信元をたどり、そろそろ身柄を押さえている頃でしょうし、一般生徒さんに話を聴こうと付きまとう件なら、マスコミ関係者に毅然と止めるよう発信されればいいと思います。
4、関係のない生徒を誹謗中傷する様なSNSのコメントは見た事がないけど、具体的にどんなコメントなんだろう?今回の事件に関しては、学校の対応、監督の責任、加害者の処分を問題視しているコメントが多い(というか、それ以外ある?)。関係のない在校生が恐怖を感じているとしたら、自分の学校がこんな事になって、学校が廃校になったらどうしようとか、就職や進学に影響が出たらどうしようっていう恐怖なんじゃないかと。在校生の皆様、大丈夫ですよ、学校側が全責任を持って対応するはずです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5f167d30009b0d7513f29308f4fb30e9abc3a8e2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]