10月1日、国会では自民党と日本維新の会が皇室典範改正案の最優先審議を含む覚書の調整を進めていることが明らかになりました。同覚書には、定数削減法案や副首都法案の今国会中の成立目標も盛り込まれています。しかし、野党側がすべての審議を欠席するなど与野党の対立は激化しており、現状の打開は困難な状況です。この状況を受けて森衆院議長は1日、皇室典範改正案を「静ひつな環境」で審議するよう各党に要請。一方、野党は高市首相の国会出席を求めており、さらなる政治的対立が予想されます。

今回のニュースは国会の停滞と政治的対立が際立つ内容です。野党の審議欠席により国会機能が麻痺状態にあるにもかかわらず、与党が強行的に法案成立を進める姿勢には問題があります。
現状、何よりも異常なのは国会という民主主義の核心が対立によって形骸化していることです。
与野党ともに議論を交わし妥協点を模索すべき場を意図的に回避している姿勢が、この混迷を引き起こしています。背景には、野党の存在感を示すための強硬手段と、与党の数の力を使った短絡的な政策遂行の姿勢があるように見受けられます。
解決策として、まず1つ目は第三者的な調停役を設け、話し合いの場を再設定すること。2つ目は、国民に対して現在の膠着する政治状況の影響について明確に説明すること。そして3つ目に、審議中断と欠席に対して一定のペナルティや報酬システムの見直しを行う仕組みを導入することで、双方に妥協を促す政策改革が必要です。
国家における議論の場が崩壊することは民主主義の衰退を意味します。今、真に問われているのは、数の力を誇示する政治ではなく、多様な声を尊重し合う成熟した政治のあり方です。このような異常事態を放置するのではなく、民主主義の先行きを危ぶむ市民の声を汲み取り、双方が対話による妥協点を見い出すべき時です。
ネットからのコメント
1、皇室典範の改正は中身をじっくり議論すべき話なのに、衆院議長が静かな環境で成立を最優先でと急がせるのはおかしい。
中立であるはずの議長が、政府の今国会で成立の方針を後押ししているようにしか見えない。
2、野党が審議に応じない理由はひとつではないが、すべてに共通するのが高市首相のリーダーシップである。まず、副首都構想や選挙制度は、国家のありように関するものであり、皇室典範と同様国会として最大公約数を得るべく熟議を重ねるべきテーマである。それを高市氏をはじめとしたリーダーシップのもとに強行するのはあり得ないといわざるを得ない。さらに高市氏自身が国会での論戦に応じていない。本来は自らリーダーシップを発揮して議論に応じてこそ首相の器ではないか。政策や疑惑への説明も、首相のお仕事である。高市氏は悲願とした消費減税の実現にはリーダーシップを発揮する気配がない。遅々として進まないのは、そうしたやり方を高市氏がわざわざ選んだからである。そして、さして必要性のない国旗損壊罪や副首都・定数削減には前のめりな姿勢が、野党の態度を硬直させている。
3、皇族数の確保とかもっとらしいことを言っていますが、今回の皇室典範改正の主旨は愛子様即位の阻止に他なりません。
日本会議や麻生太郎のための陛下や皇室ではないのですから、良心ある政治家が、憲法に記載ある国民の総意なき改正を、阻んでくれることを切に願います。維新は定数削減や副首都と皇室典範改正を麻生とバーターしたようですが、それは比較にならない条件のバーターです、大阪への利益誘導しか頭にない維新が国政与党であることは、国政を歪めるので一刻も早く大阪へ帰っていただきたいです。
4、現在の皇室典範が女性の皇位継承を認めていないという事を判った上でも今上天皇の一人娘たる愛子内親王への皇位継承を願望する向きは多いようです。 現在与党の改正案では、女性皇族が配偶者をもっても、彼もその間に生まれた子も皇族になれないので旧皇族から養子を迎えないと皇族人数は増えないということになっています。愛子内親王の血脈は旧皇族家から養子縁組しないと皇族としては、絶えるしかないのです。選挙の結果が民意だと与党はうそぶいていますが、旧皇族の養子でしか安定した皇室が維持できないというこんな憲法違反のシステムを構築するのが民意でしょうか? 選挙結果の絶対多数によって、それも得票率の集積ではなく、たかだか小選挙区制の当選システムによって多数を占めているにすぎないのに『万能感と思い上がり』ばかり持って、すべてに『フリーハンド』を得たとばかりに政局運営をするの政治家としては下の下の下でありましょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/34a7ae2f1982d008c5da93ef37496ae519666728,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]