静岡県伊東市の田久保眞紀市長(55)は、除籍された東洋大学の「卒業証書」を持つと公言していたが、実際に卒業していなかったことが発覚し、市議会の調査特別委員会に証人として出頭しました。市長は証書を公開せず、録音された市議会幹部との会話が流出しました。市長は、選挙時にメディアに「東洋大卒」と説明し、市の広報誌にも学歴を掲載しましたが、差出人不明の文書で「除籍だった」と指摘されると口を閉ざしました。
公職選挙法違反の経歴詐称容疑で刑事告発されている一方、卒業証書は真贋を調べるため静岡地検に提出せず、百条委への提出要求も拒んでいます。市議会での尋問では提出を拒否し、除籍理由を東洋大学に確認する必要があるとしました。大学側も卒業証書の偽造を裏付けています。
この事件は、伊東市の市長と市議会の間に不信が渦巻くことを露呈しています。市長の学歴詐称問題をめぐり、広報誌に虚偽の情報を掲載したことは市民の信頼を揺るがし、公共の安全や制度の透明性に疑念を抱かせます。まず、田久保市長は卒業証書の提出を再び拒み、市議会との対立を続け、混乱を増幅していることは異常です。本質的には、個々の政治家の責任だけでなく、自治体と大学の双方による透明性欠如が問題の根本にあります。具体的な解決策として、市長は自らの立場を明確にするために速やかな実証を行うことが必要です。
さらに、大学と自治体は指導や情報提供に関するプロトコールを改善し、誤解を招かない仕組みを導入すべきです。最後に、公職選挙法の徹底的な見直しと、その違反に対する厳しい措置、及び選挙情報の第三者監査を導入すべきです。このような混乱が続けば、市民にとっての政治の信頼性は著しく低下し、結果として社会の不安定さを助長することになります。
ネットからのコメント
1、見せた時間ではなく、見せたものが本物かどうかなんですよね。見せた側がもう一度見たいと言ってるので、さっさと見せれば良い話。どうみても東洋大学が発行したものにしか見えない場合は大学に確認してもらえば良いし、偽造の場合は辞職して弁護士と一緒に私文書偽証の罪に問われると良い。
2、市長が録音したように、市議側も録音していたようだ。実際の録音内容から卒業証書を見せた時間が19.2秒では無く、見せた時間が少なく、再度見せる依頼時間も含め19.2秒だ。市長的には録音が表に出ない限り好きに言える戦略が、録音が他にもあり、自分で墓穴を掘ったと思う。
3、可能なら伊東市民はこの市長に市政をくだらない自身の理由で停滞させた事で損害賠償請求をしたいくらいだと思う。
しかし辞職しないこの市長はもちろん、自身の保身で不信任決議しない市議会も同罪。誰も市政、市民の事を考えてない。国も地方も政治家のレベルが低過ぎる。この程度でしかないなら国も地方も議員の数を大幅に減らすべきでは。
4、ホンモノなら数秒見せるくらいでも別に構わない話。大学側が発行してないと言ってるんだからそれは偽物であって、何秒見せたかではなくて、どういう経緯で手に入れたか、ということ。百条委員会では予想通りすれ違っていて、予想された答えしか返ってこないんだから、議員側も、卒論は何のテーマで書いたのか?4年生で所属していたゼミは?とか、本人が卒業していたと勘違いしていた背景についてツッコんでほしいところ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bec729c1c52792fb0604ea991825639949c0914b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]