10月10日、公明党は自民党との連立を解消する決断を下した。このニュースは日本の政治情勢に大きな影響を与えるだろう。背景には、10月4日に高市早苗衆議院議員が自民党総裁選で勝利し、初の女性総理誕生の可能性が浮上したことがある。公明党は直後、政治とカネの問題や靖国神社の参拝、外国人排斥ムードの抑制などの要求を出したが、自民党側の歩み寄りは限定的だった。
さらに、萩生田光一衆議院議員の幹事長代行起用により、自民党の裏金問題が再燃し、公明党を刺激した。公明党はかつての創設者池田大作氏のリベラルな政治信条の影響を受けて中道左派のポジションを維持してきたが、最近の選挙での敗北や支持層の高齢化が連立解消の決断を後押しした。
公明党の連立解消には、背景にある複雑な政治的要素が絡んでいるが、それには問題が潜んでいる。まず、政治とカネの問題がある。自民党の幹事長代行に起用された萩生田光一氏は裏金問題で世論の批判を受けているが、党内でのけじめがついていない。公明党はこれを無視できず、連立を解消するに至った。次に、池田大作名誉会長の死去により、創価学会員の信仰を試す「法戦」が弱体化し、公明党の支持基盤が揺らいでいる。この状況下で、政治信条の再構築が求められる。
最後に、国政選挙での公明党候補の大敗北は、自民党との選挙協力も効果が薄れている実態を示している。これらの問題を解決するには、公明党はまず政治とカネの問題への明確な対応を求め、自党の政策をSNSや他メディアを通じて広くアピールし、支持の拡大を狙うべきだ。そして、自党の今後の政治方針を明確にし、過去のカリスマ頼りからの脱却を図るべきだ。このような取り組みが、公明党と創価学会の未来をより良い形に導けるだろう。政治の原理に立ち戻り、透明性と信頼を築くことが、今求められている。
ネットからのコメント
1、公明党の連立離脱は大英断です。26年もの連立に決別した意思決定に敬意を表したい。政治と金に対してクリーンさを標榜する、公明党の斉藤代表が過去3年に亘って、不記載をしていた事実、大したものです。日本の国民より、中国の顔色を伺いながら、政権与党に入り込み、情報を横流ししていた公明党、中々の行動力です。さすが中国統一戦線工作部と繋がっているだけあります。与党としてスパイ防止法制定に猛反対する姿が見られないと思うと、とても残念です。
これまで有難う公明党、衆議院選挙で全議席失うと思うと寂しくなります。
2、これは、素晴らしい事ですよ。そもそも自由民主党と公明党では掲げる政策の方向性が違っているのに、票を得るために互いに我慢しながら連立していただけです。でも、それって、どっちも我慢しているだけで、その人(党)に票をいれた国民も議員も誰も嬉しくない状態だとおもいます。掲げる政策の方向性が一致する党同士が連立するのは、大きな動きとして大賛成なので、高市総裁が掲げる「積極財政(経済・減税)」に共鳴できる党と連立するべきだと思います。そういう意味では、国民でも維新でも近しい考えはあるかと思います。公明党はリベラルな考えが強いので、立憲や共産党、社民党あたりと仲良くされるのが本来の居場所だと思います。
3、最近堂々と公明党と創価学会をかたるけど。政教分離でアウトだろ。テレビ東京で池上彰が公明党と創価学会の関係を生中継で聞いたときにタブーを破ったって動揺が走ったのに。野党時代は自民党が池田大作氏を証人喚問しようと画策して、それが与党入りの1つの理由であった。
また、公明党の斎藤代表。不記載がありますよね。不記載があっても自民党は政治と金、自分はうっかりはどの面下げて言うのでしょうか。
4、離脱の理由はいくらでも後付できる斎藤代表は総選挙が始まる前から高市氏に対しては懸念を示していた。仮に金の問題なら法案を提出した石破内閣時に決着しておくべきだった。まっ何はともあれ連立解消は両党や日本にとっては良いことだと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2e34d2a5fb9726d7c32c4620a163371919dfa1d4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]