7月15日に行われたE-1選手権・日韓戦で、日本代表は1-0で勝利し、E-1連覇を達成しました。この試合では18歳の佐藤龍之介が出場し、若い世代の育成が進んでいることが示されました。また、J3からの遅咲きの選手、安藤智哉の台頭も見られ、日本の幅広い選手育成の成果が現れています。韓国は、選手育成が特定の学校に限定されており、日本のような多様性は欠けています。

加えて少子化や高額な教育費による課題が影響しています。韓国関係者はメンタリティの変革を目指し、吉田達磨氏など日本人指導者を招聘し、韓国サッカー界のレベルアップを図る流れが加速しています。

日本のサッカー界が30年以上にわたる一貫した育成システムで成長している一方で、韓国は特定の教育機関に依存し続けている状況は、サッカー文化の多様性や普及への重大な欠陥を示しています。少子化、学歴社会、高い教育費といった社会的背景は、韓国がサッカー育成に取り組む際のさらなる障壁であり、このままでは世界の舞台での競争力を失いかねません。まず、地域クラブを増やし、子どもたちが日常的にサッカーに触れられる環境を整えることが必要です。また、日本の育成ノウハウを積極的に取り入れる素直な姿勢も求められます。さらには、メンタリティを「勝敗より育成」に転換する文化的革命が不可欠です。

これらの改革が実現すれば、韓国サッカー界は持続的に強化され、国際的な舞台で再び輝きを取り戻すでしょう。地域を大切にすることで、スポーツを通じて社会の活性化をもたらすことは、国民的な幸福につながります。

ネットからのコメント

1、個人的には、トレセンの体系作り、指導者ライセンス、プレミア・プリンスリーグの創設という３点が今の日本のユース、ジュニアユースのレベルアップに貢献しているのではないかと思っています。特に、プレミア、プリンスリーグは、サッカーの強化ってトーナメントではなくて、リーグ戦だよなと思ってしまうところあります。TOP世代の強化で特に日本独特なのは、大学サッカーのレベルが高いという事なのでしょうね。J2やJ3のクラブと天皇杯とかで試合して勝ってしまう事がある、J1にだっていい勝負出来るくらい今の大学サッカーって強い。アマサッカーの最高峰としてのJFLがあるとすれば、別の山で大学サッカーってアマのTOPだと思うのです。日本代表見ても、大学卒の選手結構多い。三笘、守田、板倉、上田（中退かな？）、谷口、長友とか。

古橋、旗手もそうですよね。後は、若年層をJに早い時期に引き上げるシステムですかね。

2、日本人をコーチや監督にすればレベルが上がる？それは違います。戦術やトレーニングを学べるでしょうが、そこから先は自分たちで地盤を作っていかなくてただの模造品。日本は時間をかけて育成機関で選手が育ち、監督も勉強して育ってきたから強くなってきました。大切なのは葉っぱや栄養剤ではなく、土壌と根っこ。それに彼らは対戦の度に「ライバル」発言をしているので、日本に頼らず独自で頑張っていくべきです。

3、それはそれで素晴らしい事ですが、日本が世界のトップチームになるために。ブンデスで頑張っている長谷部さんのように五大リーグでコーチや指導者として頑張れる方も増えて欲しい。

4、元川氏の記事は読みやすくわかりやすいアジアに広がる日本人指導者達が背負う責任は大きいが彼らも日本代表ですからしっかりとその国に貢献しアジア全体のサッカーのレベルアップに努めてほしい