事件概要：2025年8月10日、俳優吉沢亮（31）は大阪市内で主演映画「国宝」の特大ヒット記念舞台挨拶に登壇。公開から2ヶ月が経過し、映画は興行収入88億円を超え、100億円を目指すほどの大ヒットを記録している。現在もロングラン上映が続き、多くの観客を動員し、社会現象となっている。李相日監督は「生活に影響はない」と述べつつ、映画が社会的な反響を呼んでいることに驚き、吉沢は映画が深く心に響いていることに感謝を表明した。

コメント：吉沢亮と李相日監督が語ったように、この映画が成し遂げた成功は、単なる興行収入にとどまらず、観客の心を深く捉えたことにあります。現代の映画界では、過剰な商業主義や短期的な利益が求められることが多く、こうした本物の感動を呼ぶ作品が少なくなっているのが実情です。しかし、映画の真の力は、観客に心から伝わるメッセージを届けることにあります。この映画が示すのは、過剰なブームや一時的な熱狂ではなく、深い感動と共鳴を生み出す力です。今後もこうした作品が増えることを期待します。それこそが、映画が本来持つべき価値なのです。

ネットからのコメント

1、歌舞伎でありながら松竹が制作に絡まずテレビ局がどこも関わっていない異例尽くしのヒットですね。作品の力さえあればちゃんと口コミでヒットすると改めて見せつけたんじゃないでしょうか。

しかし逆に言えば、ここまでの力を込めて作られた作品がこれまで何本あったのかという証明でもあります。週替わり特典さえ用意しておけば延々とリピーターを獲得できると安易な方程式に首まで浸かっていた映画業界が本来の在り方を取り戻すチャンスでもあります。今後もこのような作品に、少なくとも年に1本は巡り会いたいです。

2、公開から2カ月で興行収入88億円突破、100億円も見える……すごいですね！吉沢亮さんの凛とした佇まいと、李相日監督の細やかな演出が観る人の心をつかんで離さないのだと思います。私も先週娘と観に行きましたが、屏風に描かれた絵がまるで息づいているかのような映像美に感動しました。調べたところ、撮影には特殊な照明技術とCGを極力抑えた実写セットを組んでいて、日本の伝統美と現代技術の融合が評判を呼んでいるそうです。劇場を出たあとも、舞台となった城郭や寺社を訪ねる“聖地巡礼”がSNSで盛り上がっているとか。映画がきっかけで地元観光にも好影響が出るなんて、まさに国宝級のヒットですね。心に深く響く作品を生んでくれたキャストとスタッフの皆さんに感謝です。

3、この映画は素晴らしい。私も２回観に行きました。エンディングの歌も美しい歌唱法で映画のイメージを損なわず最後まで感動をひきずりながら座っていました。そして、最後に監督名がスクリーンに出た時、えっ韓国の方！と驚きを隠せませんでした。私は余りよく存じあげていませんでしたが、良くぞ日本の伝統芸能の世界をここまで深堀りして描きだしたなと驚嘆しました。今年の映画No.１は間違いないですが、今後、この作品を上回る作品が出来るのかと心配してしまうぐらいの作品だと思います。

4、お盆休みに入って、外は暑いし旅行は高いし、なら涼しい映画館で話題の国宝見に行くかって方々が更に来週の動員数増やすでしょう。国宝は映画館で集中して見る方が絶対にいい。もう一度行くつもりだけど、座席の周りに人が居ないくらい空いてから観に行きたい。