ヴィレッジヴァンガード(以下、ヴィレヴァン)は、1986年に愛知県で創業し、「遊べる本屋」として多くのサブカルファンに支持されてきた。しかし、2025年5月期の決算で2期連続の最終赤字を計上し、81店舗の閉店を発表した。最盛期には約400店舗を展開していたが、現在は約200店舗にまで減少。特に地方市場での競争が激化し、「ドン・キホーテ」や「アニメイト」などといった競合の台頭が影響を与えた。
加えて、オンラインショッピングの競争も強化され、店舗閉鎖とオンラインショップ事業の強化が進められているが、厳しい状況が続いている。
ヴィレッジヴァンガードは一時、地方都市のサブカル文化の拠点とされていたが、現在はその役割を他の商業施設やオンラインショップに奪われつつある。これにより、かつての全盛期のような支持を取り戻すのは困難な状況だ。
ネットからのコメント
1、ちょっと変わった他ではないセレクト感が斬新だったのに、あれもこれも何でもかんでも売り始めて今や狭いドンキホーテの雑貨売り場と化している。。ならみんなドンキ行くよねって話。客層もサブカル好きなストリートな人達だったのに、いつのまにかマス層に変わり変わったものは売れなくなった。ちゃんとお店毎にクセのあるバイヤー置いて、まだ流行ってない何かをセレクトして商品を絞っていくべき。
2、衰退の理由はイオンとかの家族で来るショッピングモールなどに出店しすぎたことだと思う。かつては本当にコアな「誰がこれ買うの?」的なものや、ちょっとエッチなものとかも売っていたけどイオンとかに出店してそう言った商品を置かなくなり、無難などこにでもあるものしか置けなくなって来ちゃったことで、何か面白いものが置いてあるに違いないって言うワクワク感がなくなったからじゃない。本当の意味での不思議な本屋ではなくなった。私も近所にあるけどいまやまったく行かなくなったもんなぁ。昔はちょっと怪しい商品とか良く買ったんだけど。
3、先日、近隣のイオンモール内にある店舗を覗いてみました。コア層相手のビジネスから転換してある程度時間が経過しましたが完全に失敗でしょうね。LEDのカレンダーウオッチや本物のネオンサインコアな洋書等洒落感のあるグッズもなくモフサンドや韓国のうんちゃらとかばっかでした。「ココでなくても買えるじゃん」になったら後は価格勝負になっちゃいますよね。あの日買ったダーツとネオンとラバライトは今でも店の雰囲気を演出してくれてます。
店舗を減らしても原点回帰してほしいです。
4、遡れば原因は、イオンモールなどへの出店にあるように思います。たしかに田舎で圧倒的な集客を誇るイオンへの出店は勢力拡大には繋がったのでしょうが、家族連れを想定したエログロ禁止のレギュレーションは「サブカル文化の発信基地」としての個性を奪ってしまいました。普通のモールに出店するために、普通の店になってしまった。とはいえ「サブカル」だけで食うには天井が見えるわけで、多数を取ろうとした経営判断を責めるのも、すこし酷に思います。商売って難しいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/917b14dea0dd5f7a3aab4b57ccf0c27bc24ba1fe,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]