事件概要:2023年8月19日、ラトニック米商務長官はCNBCのインタビューで、日本との貿易交渉の合意文書が数週間後に公表される見通しを示しました。米政権は日本に対する15%の相互関税の適用を見直す方針で、27.5%から15%への自動車関税の引き下げも同時に実施される予定です。英国との過去の事例では、合意から引き下げまで約2ヶ月を要しているため、7月22日に合意された日本の自動車関税引き下げは9月中旬を目指しています。
過払いとなった分については、米政府が発動に遡って還付する予定です。

コメント:日米の貿易交渉における相互関税の見直しは、両国の経済関係に影響を与える重要なポイントです。しかし、現在の状況は政策の透明性や予測可能性に欠け、企業や消費者に不安をもたらしています。まず、事前に合意された税率を確実に遵守するための透明なプロセスが必要です。次に、関税の変更が市場に与える影響を正確に評価し、必要な緩和策を実施することが求められます。そして、両国が連携して、未来の貿易障壁を未然に防ぐための長期的な戦略を立てるべきです。これにより、経済活動の安定性が増し、市場に信頼感をもたらすことができるでしょう。最終的に、健全な経済関係を築くことが双方の利益に貢献することは明白です。
ネットからのコメント
1、5500億ドルの投資について、合意文書にはどのように記載されるのか? これが一番の問題だと思う。
私が一番恐れているのは、この投資に関して、アメリカが無茶な要求をしてくること。そして、その無茶な要求を日本側が飲まないかぎり、自動車の関税は下げないぞと脅してくること。結果、交渉はまとまらず、関税は下がらないまま、などということがなければいいが。杞憂に終わることを願う。
2、年間4兆円の損失だとしても、最短でトランプが辞めるならせいぜい4兆円の負担で済む。それに比べて「関税下げる代わりに」と引き換えに70兆円の投資や武器購入を明記した合意文書を交わす必要が本当にあるのだろうか?どう見ても、合意文書にサインするより、のらりくらり時間稼ぎして政権交代を待った方が合理的だと思うけどね。
3、首脳会談で合意した内容を文書にするだけなのに時間がかかるのは何故?合意文書を作成するとトランプが好きな時に好きなだけ関税をかける事が出来なくなるから合意文書を作成する気が無いのでは?
4、正直なところ、「数週間後に合意文書」なんて言われても、今までの米国との交渉の経緯を見てると、ただの時間稼ぎに聞こえるんだよな。関税交渉にしても、日本側がどこまで譲歩させられるのか心配だし、最終的にまた「実質的にアメリカ有利」な合意にならないか疑ってる人も多いと思う。
政府は「ウィンウィンの関係」とか言うけど、現実には日本の農業や中小企業が割を食うことになるパターンが多いからね。合意文書が出てくるのを待つしかないけど、内容次第では国民が納得しない可能性もある。しっかり国益を守ってほしいよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1c83f830b51a1afc6ecc0d9cf28c24b01192d6d0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]