【事件概要】
2025年8月1日、参議院の臨時国会が召集され、東京選挙区で66万票以上を獲得して初当選した塩入清香氏(43)が登院。参政党としては14議席を獲得する大躍進だった。塩入氏は議員会館内の事務室前でネームプレートを指差す記念写真をXに投稿したが、廊下などの共用部での撮影は禁止されているため批判が殺到。
投稿を削除し謝罪したものの、説明不足との声も多い。過去にも新人議員による同様の違反例がある。
【コメント】
国会議員は法律と制度をつくる立場である以上、最も厳格にルールを守るべき存在だ。塩入氏の行動は、新人としての浮かれや無知という言葉では済まされない。議員会館はただの建物ではなく、国家の中枢であり、安全保障と情報保護が厳格に求められる場だ。そこでの軽率な撮影は、国民の信頼を損ね、政治への無関心と不信を助長する。
本質的な問題は、こうした規則を周知し、遵守させる体制があいまいなまま放置されている点だ。議員になるための研修や倫理教育が制度的に義務付けられていないことが、同様の違反を繰り返させている。
対策としては、①初当選議員への義務的なセキュリティ・倫理研修、②撮影規則を含むルールの明文化と配布、③違反時の即時公表と再発防止措置の義務化が急務である。
「ルールを作る者が最初に破る」――これほど信用を損なう行為はない。政治家としての責任は、票を得た瞬間から始まっている。
ネットからのコメント
1、真正の保守は自身の言動が国家や社会の足を引っ張ることが無いように法秩序と自制心を重視するけれど、自称する方々は正反対の行動を取りがちだから困る。国家にとって重要な施設内が原則撮影禁止なのは真の保守であれば言われるまでも無い常識中の常識。普段からテロ対策などをまともに考えてない証拠だよ。
2、こういうところなんだよねミーハー気分で、しかもSNSに投稿しちゃう時点で自覚がなっちゃいないそもそも、発登院の前に新議員たちは、国会内での最低限の注意事項を聞いてないのか?
3、新人議員って何かと禁止されている場所での撮影し、SNS発信するけど、ルールを作る側の人間がうっかりとか知らなかったとかなど、あからさまに守れない、軽率な行動するって如何なものか?
4、このひとは、物事を考えず、行動、発信してるように思います。些細なミスはだれだってしますがルールを作る側のひとなんだから守らないといけない思います。
注意力散漫というか目立てれば、なんでもありなひとに思えます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/03edde349e69d6e8ec43139d8ca45aff967fe0e1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]