8月14日、北海道・知床半島の羅臼岳で、26歳の男性登山者がヒグマに襲われ命を落としました。事件は標高約550メートル付近で発生し、男性は太もも付近からの出血後、藪の中へ引きずり込まれ、翌日に捜索隊によって発見されました。現場には親子とみられる3頭のクマがいたため、危険回避のために駆除。その後のDNA鑑定で、駆除された母グマが襲撃犯であることが確認されました。

世界自然遺産登録後初の死亡事件であり、人とクマの共存が問われる状況です。

この事件は、自然と人間の境界があいまいになった結果生じた不幸な事故です。特に観光地として人気の知床半島で、熊への餌やりが一因となり得る行動が見られる以上、即刻是正が求められます。まず、観光客による熊への接近・餌やりの禁止を周知徹底することが急務です。次に、これまで軽んじられがちだった自然と人間の境界線を再検討し、安全策を講じるべきです。具体的には、登山道や観光区域の徹底した管理、教育プログラムの実施、そして常設の警戒態勢の強化を挙げます。最後に問うべきは、自然保護と人間の活動がどこまで共存できるのかという価値観です。この痛ましい出来事を機に、自然に対する畏敬の念と適切な行動規範を再認識する良識が求められています。

ネットからのコメント

1、子熊まで処分しなくても等のご意見に対して、母熊に人間の味を覚えさせられた子熊は人を恐れないし、大きくなれば人を襲う様になります。なので処分しないと後々人に害を及ぼす事に繋がります。

2、間違いなく、小グマも母グマにもらって食べてると思うけどね。食糧として狩りしてるんだから。そこらへんも報道しないと、なんで小熊まで殺す必要があるんだって批判がくる。でもそれ分かっててマスコミは炎上込みでニュースや記事見て欲しいんだろうね。マスコミは、わざと熊愛護家を煽って、それで被害を被るお役所や地元の人達が困る、それ見て楽しんでるんだよ。

熊愛護の人も分かるように、なぜ駆除しなければ危険なのか、まで記事にしないと。ネットなんだし、新聞のように文字数制限ないんだから、どんなに理解力のない人にも分かる記事書いたら良いのに。

3、熊は人間の下半身から、襲って歩けなくしてから、子熊に狩りをする訓練をすると言われているらしい。なので、今回の被害を受けた方も性別の判別が不可能なほどの損傷をされていたそうですね。YouTubeを見ると、以前熊に襲われた経験のある人が言っておられたが、長い棒を持って、自分は熊の上になるように身構えておくことと、熊に自分の足を掴まれないように、棒を下に構えておいて追い払うのが大切だと言ってました。今回の被害を受けた方も、熊用のスプレーを携帯していたそうですが、役に立っていなかった可能性があり、スプレーを持っていたら大丈夫だと思うのは、やめておいた方が良いですね。出来たら、なぎなたのような長くて鋭い棒を持っておくのが良いけど、熊の居るような山に登山はやめておくべきだと思う。

4、自治体に、自認が羆なのか的外れな駆除批判をしてる人間がいるけど、人類と害獣の歴史を知っていれば「可哀想」なんて無責任な自身の感情をただぶつけるだけぶつけるなんて愚かな真似出来ないんだけどね…。

人間は社会を営む時点で無条件に自然を破壊してる訳で、批判してる貴方は原始的な生活してるのか、その批判に使った電話は文明そのものでは？と思う。