広陵高校(広島)は、8月10日、全国高校野球選手権大会(甲子園)からの出場辞退を発表した。出場予定だった14日の2回戦で津田学園(三重)と対戦予定だったが、部内で発覚した暴力事件が原因となった。この事件はSNSで拡散し、学校側は暴力行為を認め、元部員からの訴えに基づいて第三者委員会を設置し調査を進めていた。日本高野連は6月に厳重注意処分を下し、学校側も対応を公表。
8月8日には文部科学相が遺憾の意を表明。出場辞退は、過去に例がない事態となった。
広陵高校の出場辞退に関する問題は、スポーツマンシップを根底から揺るがす深刻な事件だ。暴力行為は決して許されるものではなく、特に学校が持つべきリーダーシップと責任感が欠如していたことは明白である。過去の処分で問題の本質が解決されず、事後の対応が不十分だったことが出場辞退に繋がった。
この問題を受けて、教育機関として再発防止策を講じることが急務である。まず、暴力行為が発覚した際の迅速な対応体制を整えるべきだ。次に、部活内での教育プログラムを強化し、選手間での倫理的な教育を徹底する必要がある。さらに、関係者の適切な監視と指導が求められる。
広陵高校は長年にわたって多くの優秀な選手を輩出してきた名門校であるが、今回の事件により、その名声は汚された。
今後は、過去の栄光に頼ることなく、真摯に教育現場を見直し、再生への道を歩むべきだ。
ネットからのコメント
1、初動を間違えた結果ですね。辞退するのであれば初戦からだったと思う。事件に関わっていない選手。ブラスバンドやチアチーム。応援してくれる一般生徒や父兄。何より対戦相手チーム。全てに迷惑を掛けている。やはり問題を起こしてしまった時には全て初動対応ですよ。
2、同情論も出るかもしれないけど、報道されてる内容からすると深刻な事件にも関わらず隠蔽して穏便に済ませてしまおうとしていた可能性が高いので、辞退するのは仕方ないと思う。このまま出場続けても更に批判が強くなっていただろうし。
3、判断が遅すぎる。①出場する、なら、当該選手はベンチ外にするべきだった。②辞退する、なら、甲子園大会が始まる前に判断するべきだった。いずれにせよ、報道されている内容はイジメの域を大きく超えており、刑事事件です。そして何よりも事件を揉み消した監督の罪は、誰よりも重い。
4、私は連帯責任だとか廃部って考えは好きではありません。
ただ、今回の問題は明らかに初動ミスで該当学生への処分が甘すぎた…つまり組織の問題と捉えられてもしょうがないのかもしれませんね。つまり言いたいことは、何か問題が起きたら速やかに警察、第三者機関へ通報しましょう。じゃないと密室の校内のことなんて解決できませんよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2b89afcf1ec421d82869c91b0f48cd4983441d05,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]