2023年に行われたヒロシとのインタビューで、彼はキャンプと防災の関連性について述べた。キャンプ用品は災害時に有用だとされているが、ヒロシはその見解に対し懐疑的な立場を示した。具体的には、災害時に焚き火や釣り具は現実的ではないと語り、非合理的だと指摘した。しかし、避難所での寝袋やマットの使用には一定の有用性があると認めた。
彼の防災観は自己完結型であり、特に水の確保の重要性を強調し、キャンプ用浄水器を推薦。さらに、災害時に起こり得る争いについても警鐘を鳴らし、備えを呼びかけた。
このインタビューからは、現代社会における防災意識と個人の備えについて、改めて考える必要があることがわかる。災害時に役立つキャンプ用品の可能性について紹介したことで、備えの選択肢が広がってはいるが、他人との助け合いや共助の精神が欠落しているとの指摘も垣間見えた。これに対する解決策として、まずは家庭での最低限の備蓄品を整えること、自治体と連携して防災訓練や情報共有を活発化すること、そして防災教育の充実を通じて共助の意識を育むことが有効だ。他者への配慮と自己防衛のバランスを取ることは、現代社会における未解決の課題として残っている。
ネットからのコメント
1、この話はすごく共感できるところがたくさんあります今の日本人はそんなに行儀がよくない、新幹線の話しとか便利なものを持ってると盗む人がいるとか物を数個持ってると一つくれだとかまさしく今の日本人の姿かと。
学校とか地域に講演に来てほしい話ですね芸人からキャンパーになったのかと思ったら考え方も生き方もしっかりしていてまたそれを楽しんでおられて素晴らしいです
2、ヒロシさんのおっしゃる通り災害が起きたら真っ先に行政に頼る前にまずは自助ですよね。我が家では人間と飼い猫が1週間くらいは生き延びられる程度の水と食料と餌と燃料は常に確保していますが、本当に災害が起きて諸々のインフラが止まってしまった時他人に「水と食料を分けて貰えませんか」と言われても申し訳ないのですがそれは厳しいですとしか言えないと思います。やはり自分と家族の命の方が大事なのです。あとこの記事を読んで意外だったのがヒロシさんが女性のナプキン問題を例の1つに出していたことです。実際の過去に大災害が起きた時もナプキン不足の問題は多少はニュースや記事になっていましたが男性でそれを意識される方は少なそうですし、ヒロシさんは防災意識が相当高い方なんだなという印象を受けました。
3、熊本地震の時、近所の避難所は誰でもOKだった(自宅が倒壊判断赤のみの場所もあった)同じ家に住んでいるのに、一人は避難所一人は自宅と別れている家族がいた。
復旧が進んでも、いつまでも帰らない家族もいた。お世話する人も被災者なのに、アレコレ文句やワガママを言う人、一切手伝わない人、それはそれは人となりが丸見えになって、震災後に付き合う人が変わったりした。ヒロシさんの言っていることはある意味正しい。私は備えていたので避難することなく、食料の配給も貰わなかった。逆に、庭には近所の飼い猫や野良猫が10匹以上ご飯貰いに来た。震災後も3匹の子猫が来て、里親探しをしたので、NNNに登録されたらしい。
4、人間の本能・真理を語ってくれている貴重なインタビューです。・日本人は行儀良くない・あげないとさも悪い奴という扱いを受けるこれは本当です。まず前者ですが、人が見てないところでは本性が出ます。悪口、ポイ捨て、思った以上に根深い。そして後者はまさにおっしやる通り。準備してない自分が悪いのに、もらえないと攻撃する、これはあるあるでしょう。準備してると損をするのです。災害の準備への知識も勉強になりましたが、人間が豹変するという予測、これこそがサバイバルで最も大事なことなのかもと考えさせられた、素晴らしい記事でした。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/78285c0811c754e58005f0926cd5585359dcfe45,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]