イランが17日にホルムズ海峡の「完全開放」を宣言し、原油価格が急落した。封鎖前98ドルを超えていた原油価格は発表後に88ドルまで下がり、予期せぬ停戦効果が市場に影響を与えた。ホルムズ海峡は世界の原油・天然ガス流通の約2割を占める戦略的拠点で、2月以降の封鎖で石油価格高騰や食料価格上昇を引き起こしていた。封鎖解除の声明により株式市場も急上昇したが、安全確保の不透明性から海運業界の警戒は続いている。紛争和平が一時的である中、供給網の安定化には長期間かかる見込みだ。

今回のイランの「開放」声明は、市場に一時的な楽観をもたらしましたが、事態の本質は依然として解決されていません。ホルムズ海峡はなぜ簡易に閉鎖されたのか?背景にあるのは、国際社会の制裁合戦と弱体化した外交努力です。このような地政学的緊張が、世界経済や市民生活の基盤を再三揺るがしている点で、国際社会の制度設計には根本的な欠陥があります。
解決策として、まず短期的には国連やIMO(国際海事機関)を通じ、ホルムズ海峡の航行安全を国際的に保障する枠組みを構築すべきです。また、長期的には、エネルギー供給の多様化を進め、中東依存を減らすことが急務でしょう。そして、多国間協議を通じ、恒久的な平和合意を追求することが不可欠です。これらは遠い道のりですが、放置し続ければさらなる不安定化や紛争の温床となります。
軍事的対立を未然に防ぐ「協調」の価値観――それがいかに持続可能な未来を支えるか、世界は再認識する必要があります。この問題の本質を直視しない限り、私たちは再び同じ危機に直面するでしょう。
ネットからのコメント
1、この戦争で原油について新たに学ぶことが多い。中東から日本へ原油を運ぶ大型原油タンカー。日本までの距離は12,000km。一日の移動距離は約670キロメートル〜700キロメートル。 時速は約28km。それを片道で約20日間かけて航行する。燃料は1日約100トン以上を消費。燃料費は1日で700万円〜1,500万円。中東から日本までの燃料費は2億円。
最短ルートであるホルムズ海峡がどれだけ重要なのか再認識できる。
2、マーケットクローズ後に既にイランは開放を撤回するような事を述べており土日の原油先物価格は早速上昇傾向にあります交渉の中でアメリカ側の提示する条件の殆どが嘘だったからという事のようですアメリカが述べた濃縮ウランを持ち帰るというのも嘘でイラン側は否定してます要するにアメリカは市場を操作する目的で開戦後は終始一貫して嘘のリリースをしておりそれによってトランプは身内だけ金儲け出来ればそれで良いくらいの認識なのだと思います毎週毎週市場が閉まると楽観が打ち消され悲観が交互に来るのは多くの人が学習したと思いますが未だに戦争が短期に終結して資源価格の混乱がもうすぐ落ち着くと思ってる方がいるのであればそんなに簡単に状況は改善しないので注意してほしいなと思います私は基本的に今回の戦争関係のトランプが出す楽観的な発表は一切信用してませんし別の情報ソースと比較して全て嘘だと判断してます
3、アメリカがイランを攻撃した3日後くらいにガソリン価格が一気に上がったので、今回はすぐに下がるのかな?補助金が出ていたとしてもどうなるんだろう。
値上げの経緯からすれば「その時の仕入れ価格ガー」は通用しないと思うのでどういう扱いになるのかが楽しみですね。
4、イスラエルはこれまで何度も停戦合意を破ってきた。今回だけは違うと信じる理由も今のところないのでおそらくは今回もいつもと似たようなもので、国際世論の批判を弱めつつイランを叩く大義名分と準備を整えるための時間稼ぎだと思われる。開戦前にイランのトップをいきなり暗殺したようなウルトラCをまた狙ってるんでしょう。アメリカも中間選挙に向けて動静を見たいための時間稼ぎだと思う。当然イランもそれを分かって状況を整えようとしているだろうし、停戦したからといって平和になったかと言われたらそんな事はないと思う人が大半じゃないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d547fba698572f9d484e058e0869f4f67d34f900,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]