8月5日、参政党の神谷宗幣代表(47)が参院予算委員会で初質問に立ち、約17分にわたり石破茂首相に対して日米間の相互関税や自動車関税の不平等さなどを追及した。今国会は、通常の閉会前手続きだけでなく、野党の要望により集中審議が実施されており、神谷氏の質疑もその一環であった。しかし、政治ジャーナリスト田崎史郎氏はTBS「ひるおび」で神谷氏の質疑に対し「何のオーラも感じなかった」と厳しく論評。
選挙中の勢いと比較し「刺さってこない」と評価し、紙を読みながらの質問に失望感を示した。
神谷氏の質問が物足りなく映った背景には、国会質疑の本質を軽視する姿勢が見え隠れする。選挙戦で掲げた「日本人ファースト」の熱量が、肝心の政策論争では曖昧となり、準備不足さえ感じさせた。制度の不平等を問うのならば、論理と具体性が不可欠であるにもかかわらず、内容の薄さが目立ったのは大きな問題だ。党勢拡大を目指す中堅政党の代表であれば、質問の質が党の信頼に直結するという自覚が求められる。改善策として、①質疑の内容を事前にチームで徹底的に練ること、②データと現場の声を根拠にした訴求力の強化、③国会を「見せ場」ではなく「政策決定の場」として捉える意識改革が不可欠だ。政治の本質は演説力ではなく、政策実現への執念である。
熱狂は一時、説得力は永遠だ。
ネットからのコメント
1、さすが田崎さん。こういうコメントをするからテレビから重宝されるのねぇ。食い扶持繋ぐのも大変だ。ジャーナリストを名乗りながら、オールドメディアの要望通りに言ってるのってプライドないんかね?
2、選挙戦だけを見ると、ついつい大きく期待してしまうが、神谷代表の経歴を考えると彼はしっかりと経験実績を積めるタイプの政治家。なので、初質問としては良いものになってたのではと思います。まだまだこれからですので頑張ってほしいですね。
3、聴衆に向かって、党の存在をアピールする選挙戦の演説と、国会答弁への質問が同じわけないし、そこは毅然と振る舞うのも大事。はじめから、山本太郎のようなテンションで話しだしたら、逆に党のイメージを貶めるだけ。党首は、こんな感じでいい。もちろん必要に応じ、ダメなものはダメと「是々非々」で対応を変えていくのは大切。これからだと思う。
4、はじめてにしたらこんなもんじゃないか?予算委員会としては今日が初めてらしいからこんなもんじゃない?まぁ時間も限られている中で無難にこなしたと見たい方が良いんじゃないか?次の国会が見ものじゃないか?選挙の主張ができるのか、それとも日和るのか、そのあたりを見てみたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0df952191e97fa5080c82570eb5a7dbb4a1b0e43,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]