事件概要
2025年8月5日、参院予算委員会で参政党の神谷宗幣代表が石破茂首相に対し、米国のトランプ大統領との関税交渉に関連して、トランプ大統領が提案した政策について質問しました。神谷氏は、関税0%を目指すべきだと主張し、トランプ大統領がSDGs政策廃止、脱炭素政策廃止、WHO脱退などを日本に提案したか尋ねました。石破首相はこれに対し、「トランプ大統領からそのような提案を受けたことはない」とし、日本の国益に基づいて独自の判断を行うべきだと述べました。
このやり取りはSNSで注目を集め、特に神谷氏の主張に対して批判的な意見も見受けられました。
コメント
神谷宗幣代表の発言は、その背景にある政治的動機や影響力の行使を超えて、単に現実離れしているとしか言いようがありません。トランプ大統領の政策を日本がそのまま採用することが、果たして国益にかなうのか、疑問を感じざるを得ません。特に、WHO脱退や脱炭素政策の廃止は、国際的な責任を放棄することに繋がり、予測可能なリスクを増大させる危険性を孕んでいます。
このような提案が日本にとって有益であるとする神谷氏の主張は、国際関係や経済の現実を無視しており、政策の根本的な問題に目をつむった無謀なものです。石破首相が明確に否定した通り、日本は独立した国家として、自国の利益を最優先にした外交戦略を貫くべきです。
解決策としては、1) 国際社会との協調を重視した外交政策の推進、2) 国内産業の強化と持続可能な成長を目指した政策立案、3) 多国間協定を通じて、グローバルな課題に対する責任を果たすことが求められます。
ネットからのコメント
1、選挙中の有権者に対する、よく言えばハートを鷲掴みにする、悪く言えば感情を煽る演説は一定の集票効果を発揮していましたが、国会質疑に場を移すと、ある意味神谷議員の得意とする手法が通用しないというか、冴えない印象ですね。神谷議員でこれなのだから、新人議員はもっと通用しないのではないでしょうか。今後、参政党議員の真価が問われますね。
2、国会中継でこの問答を聴いたけど、内容が荒唐無稽という以上に「神谷氏はどれだけ真剣に準備してこの場に臨んだのか」と首をかしげたくなるほど低レベルだった。神谷氏は3年議員をやっているのだから、何度となく他の議員の質問を議場で聴いているはずなのだが、「自分だったらこう質問する」とシミュレーションしながら質疑を聴くという事を一切やっていなかったらしい。支持者相手に威勢の良い事をしゃべっていればOKの選挙演説と違い、国会答弁にははるかに厳しい視線が注がれるのだが、神谷氏はその点を甘く見ているとしか思えなかった。
こんな事やってるようじゃ、参政党の支持が広がる事は無いだろうね。
3、化けの皮が剥がれて失速するのは時間の問題でしょうね。SNSで注目を集めた人は、やはり普段政治に関心がない、人生経験のない若者を中心に支持を集めたのでしょう。地方議会で居眠り議員を叱り飛ばした動画で人気を得た人やN国と同様、失望されて、すぐになんであんな人を選んだんだろうと思われるのも早いと思います。
4、一部の人から人気を集めたのでしょう。その人気になんとなく興味があって、なんとなく流れに勢いで投票してしまった。熱しやすく冷めやすい。神谷側もこれほど、議席が取れるとは思えす、耳障りの良いことをキャッチコピーにしたのは良いが、中身がなかった。一時的な病気だったのでしょう。冷静に考えれば・・・・でした。ブームは現実とはならない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6c3e108bea4d114f5b0fd6a3d5990ad35fce738e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]