事件概要:キオクシアは、日本発の半導体メモリメーカーであり、旧東芝の半導体部門から分離して誕生した。2024年12月の上場からわずか1年半で株価は約32倍となり、時価総額は25兆円を超え日本国内でトップクラスに成長。背景にはAI技術の需要拡大があり、特に生成AIの学習効率を向上させる「NAND型フラッシュメモリ」の100倍高速化製品が大きな注目を集めている。この製品は競合他社を圧倒する技術力と量産体制を備え、エヌビディアやマイクロソフトなどのグローバル企業からも高い評価を受けている。日本の半導体業界が再び世界の舞台で存在感を示す中、製造技術と巨額の投資が競争の鍵となっている。

コメント:キオクシアの急成長は日本発の技術力がグローバル規模で再評価されている重要な証だ。しかし、背後には国内産業が抱える重大な課題も見え隠れする。
まず、従来の国内企業の投資額が世界水準から顕著に遅れをとっていた状況は、日本がAI需要特需によってようやく遅れを取り戻している現実を示している。さらに、製造能力を拡充するための巨額投資や「改良を重ねる製造プロセス」の競争力強化が絶対不可欠。具体策としては、海外資本との戦略的提携強化、さらなる技術革新の推進、そして国を挙げての産業支援が必要だ。加えて、日本社会の意思決定の遅さがスピード重視の世界市場で不利益を生まないよう、意思決定プロセスの柔軟化を進める覚悟が求められる。技術と努力を投じて生み出した成果を国力の底上げにつなげるべきだ。これは国際競争において勝利を掴む、日本の『再起のチャンス』である。


ネットからのコメント
1、株価が2,000円から3,000円ウロウロしてる時は株価上がるとは思えなかったから買えたが買わなかった。あの時たとえば100万円分買っていれば今2,000万円になっていた。正直言って悔しいって思ってる人は大勢いる。
2、キオクシアの船出はだいぶ厳しかったと記憶している。でも東芝系だったので、SDカードの信頼性は確か。トランセンドよりもキオクシアを購入してた。昨今の情勢でものすごい勢いとは聞いていたけど、予想を遥かに上回ってきましたね。AI関連事業と合わせて注視していこうと思う。
3、エヌビディア、フジクラ、そしてキオクシア…AIブームはまさに宝の山で、テンバガーどころか数十倍に上昇し世紀の大相場を築く銘柄が、しかも複数生まれている。2024年12月の上場初値が1,440円、現在PTS(時間外取引)は51,450円。わずか1年半も経たないうちに実に35倍以上である。軽自動車を買ったと思ってIPOから10単元握り続けた人は、立派な庭付き一戸建てが十分建てられる金額になった。
決して煽るわけではないし現実には難しいのも事実だが、第2のフジクラ(こちらは5年で株価50倍)、キオクシアを探し求めて日々相場を彷徨い続ける人がいるのも、納得ができる。
4、半導体が容易にマネできないのは半導体アナリスト自身が知っていることだろうに。容易にマネできないから独占的なシェアとボロ儲け同然の利益率を得ることができる。長年の研究と巨額の投資の積み重ねが高い障壁となって他社の侵入を阻んでいるのだ。暗に「勝ち筋はよほどの奇跡が起きない限りないないと思いますよ」と言っているのではと思える結論だな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/72c8c50e7a734dbcb350dd88c0dff3d0275bbe97,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]