事件概要:2025年8月10日、作詞家の及川眠子氏がX(旧ツイッター)で音楽制作に関する問題に言及。具体的には、アニメ「ダンダダン」の劇中歌「Hunting Soul」の著作権問題を指摘し、音楽制作における「オリジナルの制作者への礼儀」を強調した。YOSHIKIがその楽曲がX JAPANの「紅」に似ていると発言したことで、SNS上で「パクリ」か「オマージュ」かの議論が巻き起こり、弁護士を交えた話し合いが予定されている。
及川氏は、過去に自身の楽曲「残酷な天使のテーゼ」に関するオマージュ曲で、関係者全員に許諾を得たことを挙げ、その重要性を語った。
コメント:音楽業界でのプロフェッショナリズムが問われる重要な議論だ。及川氏が指摘する「オリジナルの制作者への礼儀」は、確かに忘れがちな一歩であり、音楽や芸術の誠実な取り組みとして再確認すべきである。特に商業的な活動が絡む場合、制作側は法律の枠を超えた倫理や文化的な配慮をも担うべきだ。
しかし、業界全体の認識に変革が必要だ。まず、許諾のプロセスが形式的に終わることなく、より深い理解と尊重を求めるべきだ。次に、著作権に関する教育が必要で、アーティストや制作会社が責任を持って関与すべきだろう。最後に、業界の透明性を高め、意図的な模倣を防ぐ仕組みを強化することが求められる。
音楽とアートの世界がもっとクリエイティブで自由でありながら、誠実で尊重に満ちたものとなることを期待したい。
ネットからのコメント
1、パロディだからオマージュだからとか言う人がいるけど、その元ネタのおかげで作品が成り立ってて利益も発生してるわけだから、礼儀だよね。パロディTシャツとかもふざけた商売だと思うよ。パロディ超えてそのままのやつとかもあるし。
2、この騒動で問題のXの楽曲の「紅」(1989年)の方も、ドイツのロックバンドHelloweenの「Ride The Sky」(1985年)と「Eagle fly free」(1988年)から丸パクリしていたではないか、と物議を醸しだして再燃している。それよりも18歳年下のトルコ人男性と結婚して、3億円を使い込まれて離婚時には7000万円の借金を背負った及川眠子さんの方が、よっぽどロックな人生を送っていると思います。
3、音楽に限らず、漫画、小説、舞台…同じような問題がありますね。日本は同人誌などアマチュアの作品に対して著作権利主張をしない風習あったりと、元々、権利主張が甘い。
アマチュアの時代から、権利を使用するとお金がかかるを覚えさせる仕組みを作るべきだ。
4、いや、権利者にしか声掛けないのは普通の事でしょ。今までも権利を持つ会社に許諾を取って、漫画家やアーティスト本人は知らなかったってケースいっぱいあるし。そして、YOSHIKIのケースは権利を持つソニーの関連会社がアニメ放送に関わっているわけだし、内々で話が終わっている可能性が高い気がするけど。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/43baf02df17045c85a3db183bd6cec66f28bf7be,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]