荻野屋は、140年続く老舗の駅弁屋で、代表取締役の高見澤志和氏がその歴史ある企業の現状と秘訣について語った。荻野屋は明治18年(1885年)に創業し、日本最古の駅弁屋として知られ、「峠の釜めし」が看板商品である。創業時は温泉旅館を営んでいたが、信越本線の開通に合わせて駅弁販売へと転身した。しかし、経営は常に順風満帆ではなく、大きな戦争やモータリゼーションの発展など外部からの影響を受けて苦境を経験した。2003年に高見澤氏が急遽社長に就任した際には、借入金と売上の不均衡に衝撃を受け、コスト見直しや社員の意識改革を進めた。さらに大学院で学び直すことで、経営者としてのレベルアップを図り、過去の資産に頼らず新事業を創出している。

高見澤氏の取り組みはまさに、荻野屋の変化と進化の歴史そのものを象徴している。企業が長寿を全うするためには、過去の遺産だけに依存するのではなく、常に変化し続ける姿勢が求められる。
日本は1,000年以上続く企業も存在するが、荻野屋も200年続く企業を目指し、挑戦を続けている。このように、新しい時代に波乗りしながらも伝統を大切にするアプローチは、現代の多くの企業が見習うべき好例だ。
歴史の長い企業ほど、制度疲労に苦しむことが多いが、荻野屋は体力と柔軟性を兼ね備えているように見える。この柔軟な対応こそが、今後も多くの老舗企業が生き残るための鍵となるだろう。
ネットからのコメント
1、熱いスピリットと品質を落とさないたゆみない努力があるから会社は続くと思います。金剛組とか最たるものです。経営不振の時には金剛組を無くしたら日本の損失、と言って救済の機運が高まったと言いますが、古いからではなく、感服するしかない凄まじい技術力と精神性の喪失を惜しんだからです。そういう企業が多く存在し、また護る支援もあるのが日本だなあと思います。釜めしも、たかが釜めしではありません。人の心を動かす釜めしを誇りをもって提供し続けて頂きたいです。
2、現在の荻野屋の峠の釜飯は、味が落ち価格が上がり魅力がなくなってしまった。
以前は軽井沢の帰りや、わざわざ横川まで釜飯を食べに行きました。いくら販路を拡大してもクオリティが落ちれば客離れは避けられないと思います。原点回帰で頑張って欲しいです。
3、横川の峠の釜めしと横浜のシュウマイ弁当はみんな知ってるド定番の駅弁です。値上がりの趨勢はやむを得ないけれど、ガクンと味が落ちてしかもどこでも買えるようになったというのは有難みが薄れて陳腐化への道だと思います。ちょっとマーケティング理論へ走り過ぎている印象が強いです。新春恒例の新宿京王の駅弁大会ぐらいなら良いけど、いっつもどこかのデパートやショッピングモールで購入出来るのならそれはもはや駅弁ではなくて1つの定番弁当です。それにしては高くて昔より不味くなったなぁというのは頂けません。シュウマイ弁当の方は今でも味へのこだわりがいくらか残っているからたまに食べたくなるけど、こちらもどこでも買えるので特別感は既にありません。
4、毎年長野県茅野市の荻野屋で釜飯を買います。その場で食べる時も有れば200キロ程離れた家まで帰ってから食べる時も。
どちらにしても毎年の恒例の行事の様に美味しく頂いて居ます。味が変わった、と書いて居る人もいますが僕には何十年も同じ味に思えます。そして食べる度にワクワクします。群馬のサービスエリアではわざわざ次の便で入荷する時間迄待って買った事もあります。これからも「峠の釜飯」が残り続ける世の中であって欲しい願います。社長さんもご苦労様。また釜飯の縫いぐるみが出るの楽しみに待ってます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/dbcf29d4d31dd622542bbd2165f159a823c4e69c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]