事件概要
2025年8月4日、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は、大阪都構想の3度目の住民投票に向けて意欲を示した。吉村氏は、「副首都」構想実現に向けて、大阪で必要最低限の条件が整ったと記者団に語った。維新は9月までに副首都を実現するための法案を策定し、その推進にあたり、自民党・公明党との連携を求める声が党内から上がっている。
大阪維新は7月30日の会合で、関西を副首都にすることへの意気込みを改めて表明した。
コメント
大阪の副首都構想、そして都構想の再挑戦が進められている中で、実現には強い意志と具体的なビジョンが求められます。しかし、この構想が現実化するためには、もっと広範な議論と合意形成が不可欠です。現状では、住民投票を繰り返し行うことが、地域に不必要な混乱を招いているとの指摘もあります。
まず、制度的な透明性と十分な説明が必要です。なぜ今、大阪に副首都が必要なのか、その経済的、社会的なメリットがはっきりと示されていない。次に、住民の理解を深めるために、多角的な討論と合意形成のプロセスが欠かせません。
政治的な連携に頼るだけでなく、実際に地域が求めるものを見極めるべきです。
最後に、実現のための具体的なステップを明確にし、進捗を公開することで信頼を得る必要があります。大阪・関西が副首都として機能するためには、政治的な意気込みだけでなく、地域社会全体を巻き込む真摯な努力が求められます。
ネットからのコメント
1、なんかまた都構想か、という感想しかないのだが、府民はどう思っているのだろうか。私も元大阪府民なのだが正直2度もダメだった都構想は網固執することなく他の日本全体のために良いことを推進すべきなのではないか。防災面での副首都というなら大阪以外にも適地は沢山あるだろうし、そもそも副首都というのが何をどうするのかさっぱり分からない。
2、大阪を副首都にしても、東京一極集中は是正されないばかりか、二極集中になるだけで、現在の日本列島の構造には変化を与えられない。まして、災害時のバックアップ機能を置くには、地震や津波の影響が軽微だろうと思われる内陸地が適切で、きちんとした基準を設定して選定してほしい。
加えて、大阪は貧困率が高くカジノもできるわけで、副首都にはふさわしくないと思う。
3、今の大阪は維新が府と市両方をやってるので問題ないですが、過去の自民党時代は府市の対立で無駄だらけの状況でした。このまま、維新が続けばいいですがこの先また過去みたいな構図になればもともこもないので、都構想に近い改革は、やらなきゃいけないので、今回のチャレンジは賛成ですね。
4、過去2回住民投票で否決されていますが、今回は副首都にするために都構想の中身を入れ替えて3回目の住民投票にかけるということでしょうか。凄い執念だなあと思います。大阪のみなさんが考えることだけど、首都機能移転をセットならばありだと思います。でも、土地があるのかとか、いろいろ考えなければいけないことが多いのでは。大阪は東京圏や名古屋圏に比べると、道路や鉄道インフラの整備がいびつで、無秩序に乱開発されてきたきらいがあり、大阪市や大阪府だけではなく尼崎市や伊丹市、宝塚市辺りを含めた地域開発も考えないといけないのでは。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4b17f9c96d24c9028c13dada72dfbac11a4a8b44,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]