大阪駅前の複合施設「グラングリーン大阪・南館」地下1階に昨年3月オープンした「タイムアウトマーケット大阪」が深刻な集客難に陥っています。絶好の立地ながら、客足はほぼ皆無で、開店1時間後で200席が空席のまま。高価格メニュー(例:シャトーブリアンサンド1万円)、使いづらい店内レイアウト(背もたれのない椅子や狭いテーブル)、バリアフリー動線の不足など、「使い勝手の悪さ」が原因とされています。また、訪日外国人観光客やオフィスワーカー、子連れファミリーにも避けられている現状が続いています。17店舗中7店舗が撤退し、一部空き店舗の残骸も残る「明るい廃墟」状態が広がっています。担当者は今後の改善を目指しているものの、解決には時間を要する見込みです。

この問題は単なる「店舗の閑散」ではなく、運営側の計画力や地域理解の欠陥を顕著に映し出しています。まず冒頭に目を引くのは、大阪駅という日本屈指の交通要衝という立地を「生かせていない」という異常な状況です。高価格帯メニューの設定に加え、居心地の悪さや動線設計の不備など、顧客目線の欠落があまりにも大きいのです。つまり、運営側が「マーケット」を「顧客の生活」に無理やり当てはめた結果、地域コミュニティや消費者ニーズとの乖離を生んでしまいました。
この問題の本質は、海外展開で成功したグローバルモデルを日本の消費文化・習慣に適用できなかった点にあります。たとえば、テーブルや椅子の快適性の欠如、家族連れが入りづらい階段主体の動線、そして地元感や親しみを感じられない「独自な空間」設計。これらはフードコートとしての基本的理念からそもそも逸脱しており、「汎用的なモデルで消費者を攻略できる」という慢心の現れです。
具体的な解決策として、以下を提言します:
地元住民やオフィスワーカーを巻き込んだアンケート調査を徹底し、具体的に求められているサービス内容や価格帯を特定する。はたして「タイムアウトマーケット大阪」が真に誇れる場所となれるかは、現場レベルでの対応や改革の実効性次第です。単なる「改善」の皮をかぶった「延命策」ではなく、地域コミュニティと観光文化の接点を真剣に構築すべきです。改革を怠るのであれば、この場所は将来的に「忘れ去られる失敗施設」として語られる運命を免れないでしょう。
ネットからのコメント
1、客離れというより、最初から利用されてないのでは。開業当時に興味本位で行ったけど、まず何売ってるかわからない。どの店も真っ黒でレジに近寄らないとメニューも見れない。そして高い。店内全体が暗く、場所もわかりづらいからきっとツアー団体客が連れてこられるんだと思ったけど、それも定着しなかったんだろう。ココに行かなくても、大阪駅周辺にはやすくて美味しいフードコートがたくさんある。
阪神や阪急に習って、明るくわかりやすいフードコートに変えたらすぐ客がくるんじゃないだろうか。
2、日本は世界からみたら本当にどこでも美味しいものが食べられます。高額な支払いだと美味しくて当たり前になるけど、日本では安価なコンビニやファミレス、チェーン店でも海外に比べればとてつもなく美味しいのです。日本に来る観光客は高額なシャトーブリアンなど求めてないんですよ。完全に今のニーズをはきちがえた設定でせっかくの新しい駅前の施設がもったいないです。
3、とりあえず、椅子に座って足がつかないというのはファミリーシャットアウトですね。たぶん、机も狭いなら立ち飲み的なコンセプトで軽い腰掛けという回転重視方のフロアデザインなんでしょうね。そこに、日本ならではのフードコート色を足すとどうしても食事の規模感が机に合わない。あんまり考えられてないんでしょう。どういう誘致、展開だったのかな。そんなに良い立地なら直ぐに次は決まるでしょう
4、知らなかったのでGoogleのレビューで評価の低い順に少し読んでみた。
高い、居心地が悪い、でもサービスレベルはフードコート、水が有料、その辺が客があまりいない理由のようだ。駅直結とはいえ、大阪駅から歩いてわざわざ訪れないといけないからね。あえてここまで行く理由付けが弱いのだろう。というのはおいといて、そもそも駅ビルにもっとリーズナブルな店たくさんあるし、百貨店のフードコートとかも魅力的だよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3f9f1c93b43e87b60fefc3890babfecd9f62a019,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]