事故が発生したのは2024年9月21日、午後0時50分頃、高知東部自動車道でのことです。大阪市の家族4人が旅行中、田野町の神社へ向かっていた際、突然反対車線からセンターラインを越えて逆走車が接近。わずか0.8秒で衝突し、1歳の息子・煌瑛ちゃんが命を落としました。運転していた神農諭哉さんは必死に息子を人工呼吸で助けようとしましたが、息子は亡くなりました。
妻の彩乃さんも重傷を負い、12カ所骨折、内臓損傷で意識不明の状態となりました。事故後、加害者は60歳の会社員で、靴を履き替えようとした際にハンドルを急に切ったことが原因とされています。検察はこの男性を過失運転致死傷で起訴しました。神農夫妻は厳罰を求め、事故の再発防止を願っています。
神農夫妻の痛ましい事故は、過失によって命が失われるという深刻な問題を浮き彫りにしています。運転中の不注意や過信は、取り返しのつかない結果を生むことがあるという現実を、私たちは直視しなければなりません。自動車運転支援技術が進化する中でも、人間の注意力が必要であることを忘れてはならず、交通ルールを守ることがいかに重要かを再認識させられます。再発防止のためには、まず運転中の集中力を保つための教育や訓練を強化することが必要です。
特に、高齢者や注意散漫な運転者には、事故を未然に防ぐための監視や制御システムの導入が望まれます。さらに、事故後の対応や加害者の責任追及の厳格化も求められます。事故の再発を防ぐために、個々人が安全運転を徹底し、社会全体で運転に対する責任感を育てていくことが急務です。
ネットからのコメント
1、先月の免許証更新の際にあったこと。高齢者のかたも更新手続きにきており視力検査でひっかかり困ったのか、検査員が10分後に再検査しますと⋯。今回ギリギリですと眼鏡を薦めて手続き通していました。そこが厳密にやらないと高齢者事故減らないんではないでしょうか。
2、YouTubeでご遺族の特集を拝見させて頂きましたが、加害者は自動運転に任せて運転席で着替えをしていたのではないかと専門家の方と話されていました。片側一車線・中央分離帯なし・高速道路という状況で着替えをするという神経が信じられません。僅か1歳で命を奪われ、大怪我を負ったご家族を思うと『過失』で済ましていい問題ではありません。運転中に着替えをするなんて『危険運転』いや『殺人』行為では無いですか。
「記憶がない」とあたかも責任逃れの発言をする加害者が憎たらしいです。ご遺族のお気持ちを考えると、裁判で最高刑の判決がされてもお子さんが戻る訳でもなく、救われないのではないでしょうか。日本でもっと被害者に寄り添った法整備が進むことを願います。
3、車を運転中に靴を履き替える事が過失になるのは全くもって意味不明。靴を履き替えるという事はその間ペダル操作を正確に行えない、車を正しく制御出来ない状態という事。それ以前に靴を履き替えを運転中にするなんて異常行動そのものでは?ボーっとしてたとか、よそ見してたなんてレベルではない。危険運転の条件を満たしていると言ってもおかしくないと思う。人を傷つけ殺し、記憶が無いなどと言って責任から目を逸らし、謝罪も心からのものでは無いかもね。厳罰に処される事を心から願う。
4、高速で横向きながら靴を変えるとか、事故した相手を殺す気しかないでしょう。こういうのは殺人罪にできるように法改正できないのだろうか。車という、一歩間違えれば凶器になるものを扱っている自覚がなさすぎる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f25c35aeeb9e1344529e0dd92c948ace12b19587,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]